━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2010年12月16日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『平成動乱 小沢一郎の野望』序章―革新がいなくなった ─────────────────────────────────── 序章 革新がいなくなった ところが、アメリカを中心とする自由主義陣営の目の前から、とつじょ敵が 消えてしまった。ソ連・東欧諸国の共産主義勢力が衰退した。アメリカにとっ ても、これまでのような自民党を中心とする保守勢力は、用済みとなった。革 新勢力に対抗し、これをおさえこむ勢力として期待してきた自民党の役割が、 事実上、終わったからである。 高度経済成長による所得の増加と国民多数の中流意識の浸透、年金・健康保 険制度、教育の充実など社会福祉の充実に伴い、労使一体感の一般化などによ って、社会党をはじめとする革新勢力は、総資本に対抗する勢力としての存在 意義をすでに低めていた。革新勢力は、とうのむかしに敵を失い、自民党との なれあい政治にうつつを抜かしていた。 このような事態に直面して、国民の多くは、ハタと困ってしまったに違いな… … …(記事全文988文字)

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