━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2010年12月15日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『平成動乱 小沢一郎の野望』序章―五五年体制─────────────────────────────────── 序章 五五年体制 一九五五年(昭和三十年)、日本の保守勢力は、ソ連や共産中国の影響を強く 受ける日本の左翼勢力の増勢を警戒するアメリカの意向も受けて「保守合同」 を果たす。保守合同に刺激されて社会主義勢力も「革新合同」し、社会党が誕 生する。 以後、「保守勢力」VS「革新勢力」による「二大勢力政治」が続く。これを 称して、五五年体制という。自民党は、アメリカから陰に陽に庇護と支援を受 けながら、一党独裁政権を維持してきた。 革新勢力は、社会党を中心に大連合できたなら、政権を取りうる可能性を秘 めていた。「二大政党政治」を志向するまでもなく、日本においてはすでに「 二大勢力政治」が実現していた。有権者は、衆議院総選挙において、両勢力に 絶妙なほどバランスよく得票と議席を配分して、保革を拮抗させてきた。… … …(記事全文1,248文字)

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