━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2010年11月07日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.34 ─────────────────────────────────── 第四章 果てしなき権力闘争 怨念からの解放 竹下は、「親殺し」の汚名をはねのけ、その数の力をバックにして、幹事長 に就任し、その立場から中曽根政権を助けて貢献した。それが結局、中曽根か ら指名を受けて総裁に就任を果たすことにつながったのである。 竹下が自民党総裁の指名を受けるとき、中曽根にやはりかなりの献金をした とも憶測されている。ライバルの安倍晋太郎の提示した金額よりも、竹下のそ れの方がはるかに上回り、それで勝負が決まったとも言われている。これらの 噂が、どこまで真実かは、証拠のないことでもあり、安易に断定はできないけ れど、ありそうな話ではある。 このように、死闘を繰り広げられるかどうかが、天下盗りを果たせるか否か の分岐点となっている。政権をめぐって執拗に戦い続けられるかどうか、その… … …(記事全文2,024文字)
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