━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2010年09月27日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.12 ─────────────────────────────────── 第三の勢力羽田、小渕、田村 現在、一龍の闘いから竹下、小沢の闘いに移り、そっちの方に国民の視線が集 中している。だが、その闘いに目を奪われていると、穴馬を見逃すことになる。 ちょっと見回すと、羽田がいる、小渕がいる。 羽田孜は財政運営は素人だったが、今回の蔵相経験で経済官僚の"手の内〃を知っ ただろうし、日米農産物交渉など農政を通じての国際人脈も豊かである。一龍 のように激しい個性もないし、問題もない。乱世の小沢とすれば、平時の橋本、 そしてこの二人でまずければ羽田、となろう。「漁夫の利」を占める可能性の 一番高いのが羽田だ。 ここに羽田が浮上してくるチャンスがある。加えて「羽田の持ち前の庶民感覚」 も魅力だ。羽田の政治資金は、平成元年の党内十位から、同二年には党内では 六位にランクされるに至っている。そのあたりからも、羽田にも将来の可能性… … …(記事全文1,270文字)
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