□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年3月22日第233号 ■ ============================================================= 霞ヶ関CCが女性会員OKに踏み切るまでに時間がかかった理由 ============================================================== きのうの各紙が一斉に書いた。 2020年東京五輪のゴルフ会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部が3月20日、臨時理事会を開き、規則を変更して女性を正会員として認める事にしたと。 この報道を知った私は、何をそんなに時間をかける必要があったのか。 霞ヶ関カンツリー倶楽部が東京五輪の会場になりたいなら女性会員を認めざるを得ないし、それがいやなら五輪会場を辞退すればいいだけの話だ。 答えははじめから分かっているのに、時間をかけて何を協議していたのか。 膨大な時間とエネルギーの消耗だ。 そう思った。 そしてその事をブログで書こうとした。 しかし、面倒だから書くのを止めた。 そして、止めてよかったと思った。 きのう3月21日の夕刊フジ(3月22日号)の中に、「霞ヶ関CC『女性OK』の舞台裏」という記事見つけた。 そこには次のような内輪話が書かれていた。 つまり、理事たちは最初から、規則を改正して女性に会員を開放する事に前向きだったというのだ。 しかし、一部の反対派の感情を逆なでせず全員が歓迎する形で決めたかった、つまりガス抜きに努めることに時間がかかったというのだ。 なるほど。 まさしくこれこそが立派な政治なのだ。 なんでも急いで白黒をつけなければ気の済まない私が政治に向いていないと言われる理由がよくわかる。 その政治に向いていない私が、新しい政党を立ち上げて既存の政治の中に風を吹かせようとしているのである。 うまく行くはずがないと誰もが思うのも無理はない。 私も、そう思う。 しかし、今度だけはうまくいくだろう。 なぜなら、新党憲法9条であるからだ。 憲法9条を国是とするという目標がある限り、失敗するはずがない。 人々は、私ではなく、憲法9条のために力を合わせるからである。 たとえ言い出した者が政治に向かない私であったとしても、きっかけさえつくれば、あとは一人歩きしてくれると確信するからである。 そして歴史の要請がそれを後押ししてくれるに違いない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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