□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年9月6日第684号 ■ ============================================================ 新党憲法9条構想の実現に向けて活動を再開する(9) ============================================================ 新党憲法9条の設立宣言に向けて、その後の進捗状況をメルマガの読者に限ってお伝えしたいと思う。 8月29日に「新党憲法9条」という名の政治団体を選挙管理委員会に届けて承認を得た。 これで晴れて動き出したことになる。 その後一週間かけて、大手三銀行(三菱東京UFJ.三井住友、みずほ)とゆうちょ銀行、そして城南信用金庫の五つの金融機関に、寄付金受け入れの口座を開設した。 あえて城南信用金庫を加えたのは吉原毅前理事長の活躍に敬意を表したかったからだ。 そしてきのう9月5日、私は小林節教授を彼の弁護士事務所に訪れ、彼が「国民怒りの党」で果たせなかった志を、新党憲法9条に引き継がせてほしい、かならず成就してみせると頼み、全面的な了解と支援を取りつけた。 そこでわかったことは、あのとき私は遠慮せずに、もっとつよく小林教授に迫って、国民怒りの党の成功に協力すればよかったということだった。 小林教授は、私を避けていたのではなく、協力を望んでいたのだ。 しかし、小林教授には悪いが、結果的に、国民怒りの声が失敗したほうが良かったと私は思っている。 あのときは、野党共闘が至上命令であり、そしてそれが成功していれば、新党をつくる必要もなかった。 だから、あのとき、たとえ私と小林教授が協力して既存の政治に挑んだところで、反発を受けこそすれ、歓迎はされなかったに違いない。 それを見越して、私は新党憲法9条のHPをしばし閉鎖したが、小林氏は、政治にかかわり、野党に統一を呼びかけて聞き入れられず、自ら新党を立ち上げざるを得なかったのだ。 小林教授は、私がさんざん苦労させられた野党のエゴを身に染みて痛感し、そしていまや私の考えに辿り着いた。 参院選が終わり、都知事選が終わり、そして民進党の代表選挙が行われようとしている。 それらを通じてはっきりして来た事は、野党共闘は見事に失敗し、民進党と共産党の協力はますます困難になりつつあるということだ。 野党の混乱はますます拡大することになるだろう。 安倍暴政に不満を抱く国民の受け皿が無くなるのである。 いまこそ新党憲法9条が必要なのだ。 最善のタイミングをみはからって、おそくとも今年中に設立宣言をし、早ければ衆院選挙に挑み、遅くとも三年後の参院選には、必ず当選者を出すことを目指すつもりで更なる準備を進めるつもりである。 その進捗状況については引き続き随時報告させていただく(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)