□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年7月18日第556号 ■ ============================================================= トルコのクーデターを報じる記事が教えてくれた駐留米軍の実態 ============================================================= トルコのクーデターが未遂に終わったから一安心だ。 そう考えるものがいるとしたらおめでたい。 トルコ情勢が混乱するのはこれからだ。 そしてトルコの不安定は、イスラム国問題の混迷に拍車をかける。 しかし私がここで言いたいのはその事ではない。 今度のトルコのクーデター未遂を報じる記事の中で、貴重な記事を見つけたので紹介したい。 その気になって注意していると、公開情報であっても、至るところで貴重な情報に接する事が出来るという好例だ。 きょう7月18日の毎日新聞がワシントン発、会川晴之記者の記事でこう書いている。 米国防総省のクック報道官が嘆いたと。 クーデター未遂を受けてトルコ全土に飛行禁止令が出たため、トルコに駐留する米空軍機が出撃できなくなり、イスラム国作戦ができなくなったと。 米政府はできるだけ速やかに飛行禁止措置を解除するようトルコ政府に求めたと。 これには笑ってしまった。 はからずも駐留米軍の本性を暴露した発言だ。 駐留米軍はトルコのために存在してるのではないということだ。 そして駐留米軍はイスラム国を毎日のように空爆しているということだ。 これが駐留米軍の実態である。 もちろん、日本の駐留米軍も、いざとなっても日本を守ることはなく、毎日のように米国の戦争ために使われているという事である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加