□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年11月12日第927号 ■ ============================================================ パンドラの箱をあけた東京新聞の拉致大スクープ ============================================================= これだけの大スクープなのに、後追いする新聞社が出て来ない。 それほど、拉致が北朝鮮の国家をあげての工作活動であった事を裏付ける内部文書の入手が、東京新聞だけの特大スクープだということだ。 しかし、この内部文書の公表は、パンドラの箱をあけることになる。 きょう11月12日の東京新聞が続報した。 日本政府が認定する拉致17人は1970年代―80年代のみだと。 内部文書は1997年に作成されており、2011年まで使われていたと。 そのことは日本政府が認定した拉致被害者のほかにも多数の拉致被害者がいた可能性があるということだ、と。 かくして、800人以上のいわゆる特定失踪者が憤り、拉致として認定しろということになる。 こうなればいよいよ拉致問題は解決不能になる。 ますます、日本と北朝鮮との国交正常化交渉の一環として包括解決するほかはなくなる。 果たして東京新聞はそのことを安倍首相に催促するためにこのスクープを書いたのだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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