□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年11月6日第906号 ■ ============================================================ 翁長知事が座り込みの先頭に立つ日 ============================================================= きょう発売の週刊フライデー11月20日号が、辺野古移設強行に反対する住民を、国が権力にものを言わせて強制排除する様を報じている。 大手メディアはほとんど報じないが、その実態はとても民主国家の行う事ではない。 こんなことを安倍政権や、それに続く政府は、工事完成まで続けられるはずがない。 そう思って記事を読み進んでいくと最後にこう書かれていた。 いま、沖縄県幹部の間で、「秘策」が検討され始めているという。 それは翁長知事自身によるゲート前座り込みであるという。 反対派住民のデモの先頭に立て。 これこそが、私がかつて書いた翁長知事のとるべき最後の行動である。 かつて私も自衛隊のイラク派遣に反対するデモに加わったことがある。 霞が関はもとより、永田町や官邸周辺を職場にして35年を過ごした者にとって、その場所でデモに加わり、かつての上司や同僚を罵倒するのには大きなためらいがあった。 保守を自認する翁長知事もまた同様の気持ちに違いない。 しかし、もし翁長知事がゲート前の座り込みの先頭に立つ日が来るなら、その時こそ翁長知事の辺野古移設反対は本物だ。 翁長知事が座り込みの先頭に立つ日、その時こそ沖縄の本当の戦いが始まる時である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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