□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年11月2日第893号 ■ ============================================================ 日中韓首脳会談が教えてくれた事 それは度し難い安倍不信だ ============================================================= どんなに御用メディアが成果を強調しようと、誰の目にもはっきりわかる。 無理をして設定された不自然、不毛な首脳会談であった事が。 どこの首脳会談で、懸案の諸議題について、どのような話し合いがなされたかが公表されない(11月2日産経)首脳会談があるというのか。 どこの首脳会談で、直前まで議題が決まらず、外相同士の話し合いに委ねられる(11月2日読売)首脳会談があるというのか。 無理をして、「関係改善がなされた」と強調する安倍首相のこわばった顔を見ると、哀れすら感じさせる。 なぜそこまでして首脳会談にこだわるのか。 相手にされないのなら、こちらも相手にしなければいいではないか。 かつてみずからそう言っていたではないか。 今度の日中韓首脳会談が教えてくれたこと。 それは、中国、韓国の度し難い安倍不信だ。 安倍首相が日本の首相でいる限り、中国、韓国との関係は改善しないということだ。 安倍首相が首相を止めれば、その後に誰がなっても、今よりは関係が改善されるということだ。 今度の首脳会談の最大の成果は、日中韓首脳会談の定例化が確認されたことらしい。 そして来年は日本で首脳会談が開催されるという。 結構な事だ。 首脳会談を成功させるためにも、その時までに安倍首相が代わる必要がある。 因みに、今度の日中韓首脳会談について、唯一産経新聞だけが「真の未来志向なお遠い」と社説で書いた。 産経新聞は正直だ。 だから購読を止められない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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