Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

誰も書かない、言わない巨人野球賭博の本当の深刻さ
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年10月22日第866号 ■   ============================================================      誰も書かない、言わない巨人野球賭博の本当の深刻さ  =============================================================  巨人の選手の野球賭博が拡がりを見せて来た。  この本当の深刻さを、いつ、誰が、言い出すだろうか。  いまや賭博は麻薬と同じように、国際的にも国内的にも、弁解できないほど反社会的なものと定着しつつある。  その賭博が国民的スポーツである野球の選手で起きた。  おまけに野球は東京五輪の公認種目になるという矢先だ。  それが一人の選手で済むならまだ害は小さい。  しかし、複数の選手に及んでいることが明らかになった。  それが巨人以外の球団で起きたなら、まだなんとかできる。  しかし、巨人という球団で起きた。  この深刻さと衝撃度は、はかりしれない。  テレビと共にプロ野球をここまで国民に普及させたのは読売だ。  その読売の中興の祖である正力松太郎の背後に存在したのは米国だった。  その読売は、いまでは安倍政権の最大のスポンサーとなるまでに影響力を及ぼしている。  事あるごとに安倍政権を支えるメディアの役割を果たし、安倍首相もまた、読売を利用し、読売巨人を自らの宣伝に使って来た。  その読売と読売ジャイアンツをここまでに引き上げた功労者は、読売グループの総帥であるナベツネこと渡辺恒雄氏だ。  その巨人が野球賭博に汚染されていたのだ。  日本の球界に及ぼす影響は大きく、日本の社会に与える影響は大きく、読売の対応如何では、安倍政権を直撃する政治的意味合いを持つ。  本来ならば渡辺恒雄氏自らが国民の前で謝罪して、ダメージを最小限に食い止めるべきなのに、渡辺恒雄氏の声も姿も見えない。  この異常さと深刻さを指摘する声は皆無だ。  果たして巨人の野球賭博問題は、どのような形で発展し、あるいは収束するのだろうか。  メディアはこの問題をどこまで追及するのだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2025年10月19日に利用を開始した場合、2025年10月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2025年11月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する