□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年9月3日第723号 ■ ============================================================= 日本不在で合意、発表された日中韓首脳会談と日本の外交敗北 ============================================================== こんなことがありうるのか。 習近平主席と朴クネ大統領の首脳会談で日中韓首脳会談が合意され、発表されたことだ。 日本はそれに参加せざるを得ないだろう。 なぜならそれに参加しない理由はどこにもないからだ。 参加しなければ世界から批判されるからだ。 日本政府はこの首脳会談について事前に相談があったと弁明している。 あたりまえだろう。 一切の連絡なしにこのような合意がなされ、発表されるはずはない。 問題はどのような外交協議がなされていたのかだ。 もし日本不在の中韓首脳会談で合意、発表することを日本が認めていたとすれば、これ以上ない外交譲歩だ。 もし日中韓の三カ国の同時発表(たとえば三カ国外相級協議の後の共同声明など)を主張し、それが受け入れられなかったとしたら、これ以上ない外交敗北だ。 メディアが報じるべきは、今度の、中韓首脳会談で日中韓首脳会談開催が合意、発表された経緯と、日本の関わり合いについての検証である。 そのことにより、現在の日中韓三か国の本当の関係が明らかになる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新しいコメントを追加