□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年2月18日第153号 ■ ============================================================== 「テロ政党」と呼ばれても沈黙する共産党のふがいなさ ============================================================== もはや国会でどのような論争が行われようとも驚きはしなくなったが、この野次には驚いた。 きょう18日の東京新聞が小さく報じていた。 衆院本会議で共産党の志位和夫委員長が代表質問していた最中に、議場から「テロ政党」とヤジが飛んだというのだ。 私が驚いたのはそのような前代未聞のヤジが飛んだことだけではない。 本会議で党首が代表質問しているときにそんなヤジをとばされ、共産党が本会議を中断せなかったことだ。 これで思い出すのが1988年のハマコー事件だ。 当時衆院予算委員長だった浜田幸一自民党議員が正森政二共産党議員に追及をかわそうと、よりによって共産党の代表である宮本顕治氏を人殺し呼ばわりしたことがあった。 この時の正森氏議員の激昂振りを忘れることはできない。 ハマコーを辞任に追い込んだあの時の共産党の迫力はどこにいったのか。 ひょっとして安倍自民党に正面から対峙するのはもはや共産党しかいない、ということだけで満足し、さらなる党勢拡大を最優先しているのではないか。 安倍自民党を倒すことなど考えていないのではないか。 共産党がこれでは安倍政権は高笑いだ。 その余裕から出てきたヤジに違いない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加