Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

法改正という名でごまかされてはいけない安倍政権の悪法づくり
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年1月27日第80号 ■   ==============================================================   法改正という名でごまかされてはいけない安倍政権の悪法づくり  ==============================================================  きのう1月26日の東京新聞が書いていた。  長年の懸案になっている組織犯罪処罰法改正案がこんどの通常国会でも提出が見送られると。  何のことかと思って読んでみたら共謀罪を創設する法案のことだ。  この法案が最初に提出されたのは小泉政権下の2003年だったが、そのあまりの危険性、悪質性のため、世論の激しい反発を受け、廃案になったまま今日に及んでいる。  そんなとんでもない共謀罪の導入であるが、その法案の名前には共謀罪という言葉はどこにも出てこないのだ。  うかつにも私は知らなかったのだが、あくまでも既存の法律(組織犯罪処罰法)の改正に過ぎないのだ。  立法趣旨が変われば新法を作るのが常道なのに、法改正でごまかそうとするのだ。  そこで問題となるのが自衛隊の海外派遣恒久法だ。  すこし前(1月23日)の産経新聞が書いていた。  政府・自民党は、新法による「恒久法(一般法)」を模索してきたが、通常国会には複数の安保関連法案を提出するため、審議日程を考慮し、周辺事態法改正による対応で調整している、と。  ごまかされてはいけない。  周辺事態法改正と言っても、その中身をみればまったく別物の法律になるに違いない。  こういう姑息な方法で悪法を次々につくろうとする安倍政権は姑息だ。  ごまかされないためにも、共謀罪反対、自衛隊海外派遣恒久法反対と叫び続ける必要がある。  メディアも悪法であることがわかるように、そう書き続けなければいけない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2025年12月19日に利用を開始した場合、2025年12月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年1月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する