□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年1月25日第73号 ■ ============================================================== 首相公邸という穴に閉じこもる安倍首相は間違っている ============================================================== 安倍首相は、中国の李克強首相の向こうを張ってダボス会議に行くはずではなかったのか。 ましてや、今度のダボス会議では、オランド大統領やメルケル首相、李克強首相、シーシー・エジプト大統領が出席し、対テロでの連携を訴えたという。 安倍首相にとっては人質事件で連帯を訴える絶好の機会ではなかったのか。 ダボス会議はまだいい。 何といってもアブドラ・サウジ国王の葬儀に出席しようとしない安倍首相は間違っている。 インド訪問を短縮して駆けつけるオバマ大統領は当然としても、各国首脳が続々と駆けつけてサルマン新国王と会談する。 邦人救出が最優先というなら逆だ。 いまこそ自らが先頭に立って世界に発信しなくてはいけない。 国会が始まるから日本を留守にできないというのは通用しない。 国会無視の外遊を散々してきたからだ。 なぜ、これほど重要な弔問外交を、福田元首相などという役に立たない過去の政治家を派遣して済まそうとするのか。 これが地球儀俯瞰外交の正体である。 首相公邸という穴に閉じこもって国内向けの発言に終始する安倍首相は、まさしく、井の中の蛙、内弁慶、そのものである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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