□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月27日第441号 ■ ============================================================== 集団的自衛権行使容認の茶番劇、ここに極まれり ============================================================== 私のメルマガの読者ならご記憶と思うが、私は5月15日の安倍首相の集団的自衛権行使容認の馬鹿げた漫画記者会見を見て、もはや一切の議論は無意味だと断じた。 集団的自衛権行使の是非に関するあらゆる議論はやめろと繰り返し強調してきた。 メディアがその是非を論じ、護憲派が反対論を唱えれば唱えるほど、安倍解釈改憲に加担するだけだと書いて来た。 この一か月あまり、われわれの目の前で繰り返されて来たのは、まともな憲法論議ではない。 それは政局でしかないのだ。 そしてその茶番劇は、ついに7月1日に安倍首相が閣議決定して終わるという。 これほどの茶番劇はない。 そして、その茶番劇のそしりを受けるのは、あれほど慎重な姿勢を崩さなかった公明党、創価学会の裏切りだ。 しかし、私は公明党や創価学会を非難する前に、安倍の暴走に対して何ひとつ阻止できなかった護憲政党の共産党、社民党の責任のほうが大きいと思う。 そしてやはり一番責任があるのは、野党第一党である民主党である。 きのうのニュースで、民主党の松原仁国対策委員が自民党の国対委員長である佐藤某氏を訪れ、安倍首相が閣議決定すれば、国会が閉会中であっても閉会中集審査を求めたというニュースが流された。 佐藤自民党国対委員長は、おやすい御用といわんばかりに、7月中旬に、衆参でそれぞれ一日ずつ閉会中審査に応じる答えた。 それが今日の各紙の政治欄を飾っている。 これこそが今度の茶番劇のクライマックスである。 茶番劇極まれりである。 これまでの国会審議で、まったくといっていいほどなす術のなかった野党が、いくら閉会中審査を求めても、安倍首相は痛くもかゆくもないだろう。 なによりも、野党第一党の松原仁という国対委員長は、自民党の右翼議員顔負けのお粗末なタカ派議員だ。 そんな議員が民主党を代表して自民党の国体委員長と手を組んでいる。 これほどの茶番はない。 いまになっても集団的自衛権行使について一致できない民主党。 安倍首相による閣議決定の最大の功労者は民主党に違いない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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