Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

主要紙が一斉に報じたTPP日米交渉のおとしどころ
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2014年4月18日第323号 ■     =========================================================     主要紙が一斉に報じたTPP日米交渉のおとしどころ          ========================================================  きょう4月18日の読売、朝日、毎日が大きく報じた。  TPP日米協議は日本のコメの高関税を死守するかわりに、米国産コメだけを優遇して無関税輸入枠を新設することで大筋合意することになると。  主要紙が一斉にそう報じたのだから、おそらくこれがTPP日米交渉の落としどころとなるのだろう。  この一年間大騒ぎしてきたTPP交渉の結末がこれだ。  それにしてもここまで国際ルールを捻じ曲げて米国だけを特別扱いする日本の対米従属ぶりは驚くばかりだ。  ここまでコメの高関税を聖域化する農協や農水族の政治力をわれわれ一般国民はどう理解すればいいのか。  コメの高関税を死守するかわりに日本はあらゆる譲歩を強いられることになる。  その結果TPPで日本はどんどんと変えられて行く。  日米TPP交渉が決着したので米国の関心は中国のTPP参加に移り、今後は米中交渉が急浮上することになる。  米中交渉によってTPPのルールがさらに変わって行く。  それでも日本は、TPP参加は重要だと言い、日米合意ができたことはよかったと言い張るだろう。  そういうしかない。  日本政府としては自業自得、自画自賛であるが日本国民はたまったものではない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2025年7月19日に利用を開始した場合、2025年7月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2025年8月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する