□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年1月8日第21号 ■ ========================================================= 「安倍靖国参拝の全内幕」という週刊文春の特集記事 =========================================================== きょう1月8日発売の週刊文春1月16日号が「新聞・テレビが報じない安倍靖国参拝の全内幕」という特集記事を掲載している。 その記事は、私が週刊誌に検証してもらいたいヘーゲル・小野寺電話会談が行われる前に書かれたものであるからそのことへの言及はない。 それでも国民に安倍外交の迷走ぶりを伝えるには十分な内容だ。 次はヘーゲル・小野寺電話会談のウソ発表の内幕を伝えてくれることを期待する。 その内容をここで伝えるのは週刊文春に対する営業妨害になるから関心のある読者は週刊文春の記事を一読することをお勧めするが、私がもっとも驚いた箇所を一か所だけお伝えする。 それは安倍首相が、この参拝は「私と国民との約束だ」と言って周りの反対を押し切って参拝したというくだりである。 すなわち靖国参拝の少し前に安倍首相と会った長年の親友がこう語ったという。 「・・・私はてっきり保守的な右寄りの人たちへの約束という意味かと思ったらそうではなかった。『・・・国民は僕が靖国に行くと思っているんだ』と。つまり、総裁選やその後の衆院選で自分に票を入れてくれた人たちへの約束だというのです・・・」 もしこの友人の言葉が本当なら、安倍首相の暴走は止まらないということである。 安倍首相は国民を客観的に見ることができないのだ。 安倍首相にとっての国民とは、自分と同じような考えを持ち、自分の政策に期待する者だけなのだ。 これはマジで危険だ。 何としても安倍首相にはこれ以上日本が間違った方向に行かないうちに辞めてしまうほかはない。 そう思って私はますます警鐘を鳴らしていきたい。 実は、これも営業妨害になるから詳しくは書けないのだが、2日前にある週刊誌から靖国参拝と日米関係について孫崎享氏と対談してもらえないかという依頼を受けた。 このテーマこそ私の最大の関心事だ。 私が唯一連絡を取り合っている外務省OBが孫崎享氏だ。 私は即座にその要請を承諾し、きのう7日に長時間に及ぶ対談を済ませたばかりだ。 天木・孫崎が安倍首相の靖国外交を批判するのであるから、「新聞やテレビが決して報じない」内容となる。 国民を覚醒させるに十分な内容となる。 そしてそれが発売される頃には、靖国問題と日米関係はさらなる展開を見せていることだろう。 新聞やテレビも報道せざるを得なっているだろう(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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