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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

尖閣諸島問題もまたつまるところは日米問題であるという指摘
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年5月11日第369号 ■   ==============================================================   尖閣諸島問題もまたつまるところは日米問題であるという指摘   ==============================================================  読者を通じて尖閣諸島問題についての極めて重要な情報提供を頂いた ので、紹介させていただきたい。  それは5月10日の東京新聞夕刊に掲載されていた豊下楢彦教授の 投稿記事に書かれていたことである。  その要旨はこうだ。  石原東京都知事の購入問題で脚光を浴びた尖閣諸島領有権問題である が石原氏が巧みに購入対象から外した個人所有の島がある。それが 久場島(くばじま)という名の島である。  なぜか。  その島は米国が射爆撃訓練場として使用している島だからだ。  しかもその島こそ一昨年の中国漁船領海侵犯事件が起きた島であった。  日本は中国との間で尖閣諸島は日本領土であり中国との間で 領土問題はないと突っぱねている。  しかし米国は尖閣諸島問題は日中間の領土紛争問題であるという 中立的な立場をとっている。  中国はそれを百も承知だ。だからこそ中国の領土権を主張しているのだ。  石原東京都知事は尖閣諸島を買収するなどといってナショナリズムを 煽っているが、本気で中国と尖閣諸島問題を解決したいならば米国に 詰めよるべきだ。  日本政府も米国に要求すべきだ。  日米同盟のよしみで、尖閣諸島は日本の領土である、日中間において は日本の言うとおり領土問題などないのだ、と明言して欲しいと。  射爆撃訓練場に使わせてやっているではないか、と。  さすがは豊下教授だ。  尖閣諸島を国有化するかしないか、などという事は瑣末なことだ。  尖閣諸島問題は日中間の問題であるとともに、いつものように最後は 日米問題なのである。  この事を一人でも多くの日本国民は知るべきだ。  豊下教授の慧眼を日本国民に拡散しようではないか。                               了   ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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