□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年3月10日号外 ■ ============================================================== 読者からの投稿を共有したい(湯浅誠の辞任の弁) ============================================================== 私は3月8日のメルマガ第190号で「遅すぎた湯浅誠の公職辞任」 と題して、私の期待を裏切った湯浅誠への失望感について書いた。 さっそく読者から、湯浅誠が自らのブログで退任の辞を述べていると いう参考情報が寄せられた。 湯浅誠のホームページアドレスを以下に貼り付けてお知らせする。 http://yuasamakoto.blogspot.com/2012/03/blog-post_07.html その読者は私のメールの中で次のようなコメントを書いていた。 ・・・とても長い文章で難しいところが多く、知識のない僕では理解 不能なところも多々ありました。恐らく、湯浅氏が言っている事は 「現状にはまだまだ不満はある」 「参与になってから分かったのは予算を組み替えると、どこかを削ら ないといけない」 「今までの予算の向こうにも人々の生活があり、削ることは僕(湯浅 氏)には出来ない」 「法人税か所得税か消費税か分からないが、やはりどんな形であれ 増税をするしかない。増税をしないで社会保障を拡充しろと言う要求は 無理だ。」 「理想どおりに進めたいけれど、実際には現実の中から一歩ずつ進 めていくしか方法は無い。」 と言うようなことを書かれているのかなと思いました。 (他の予算を削る事が出来ない)と言われると権力の中に入ったこと がない一般人は実際の所はどうなのだろうか、と分からなくなってしま う思いがします。 でもやはり湯浅さんは天木さんが言うように権力に取り込まれてしま ったのかなという思いを強く感じました・・・ 私はこの読者に深謝するとともに次のように返事をした。 ありがとうございました。私も早速読んで見ました。私のような暇人 でもこの文章をすべて読みこなすには骨が折れました。私も知識不足で 何度読んでも何を言いたいのか理解できませんでしたが貴方の要約の 通りだと思いました。すばらしい要約です・・・ 関心のある読者には是非とも湯浅誠のホームページに掲載された彼の 辞任の弁明を読んでいただきたい。 このような饒舌な弁解の弁を書くこと自体、正直言って湯浅誠という 人物は一般読者を馬鹿にしたエリートである。官僚そのものの発想で ある。 官僚的な文章を書く者に革命はできない。 今ほど日本に革命的な変化が必要な時はない。 私は、日本はどうやら本当に深刻な状況に入りつつある気がしてなら ない。 いま、日本が必要としているのは庶民のために革命を起こそうとする 人物である。 それが弱者の中からではなく、強者、支配者の中から出てこなくては ならないのである。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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