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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

秘密保全法案を通そうとする者の正体
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2012年3月5日第179号 ■     =========================================================        秘密保全法案を通そうとする者の正体                                                              ========================================================  稀代の情報統制となるであろう秘密保全法案なるものを民主党 政権は本気で成立させようとしているのだろうか。  私は不思議でならない。  国会議員まで罰するようなこの悪法は、もはや誰もがその危険性 を指摘している。  それを、かつての自民党政権であればいざ知らず、情報公開を マニフェストに掲げた民主党政権が、今国会に提出しようとして いるというのだ。  そう思っていたらきょう発売の週刊現代3月17日号にこういう 記事を見つけた。  民主党の輿石幹事長が2月23日の幹事長番記者たちとのオフ レコ懇談で発した言葉だという。  野田政権が一体改革から社会保障の部分を切り離し、消費税法案を 先行させる見込みであると報じた各社に対し、  「間違った情報を流しやがって!裏を取っていない情報を流すな!」 と恫喝した(大手メディア幹部)という。その後に発した言葉だ。  「間違った情報ばかり流すなら、電波を止めてしまうぞ!政府は 電波を止めることができるんだぞ。電波がとまったら、お前ら リストラどころか、給料をもらえず全員クビになるんだ」  週刊現代はこう続ける。  「いまどき、こんな暴言を吐く政治家がいたとは驚くほかはないが、 これは民主党の輿石東幹事長の発言である」、と。  週刊誌の記事がすべて正しいとは限らない。名誉毀損で訴えられて 負けたり、謝罪したりすることはしょっちゅうある。  しかし、もしこの記事が正しけれ合点が行く。  民主党政権のなかで誰が秘密保全法案を推進しようとしているのか。  当人がその張本人ではないにしても、少なくとも幹事長の了解なく しては重要法案は推進できないはずである。                             了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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