□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年3月4日号外 ■ ============================================================ インターネット政党の実現をめざして(8)設立趣意書案 =========================================================== インターネット新党が掲げる政策綱領は以下の通りだがここに至る までの私の思考過程について説明させていただく。 何を目指す政策にするかについては出来るだけ少なくしたほうが いい、と言う意見と、なるべく多くの政策を書いたほうがいいという 意見がある。 たとえば官僚支配の打破と憲法9条遵守だけでよいと言う人がいる 一方で、言葉の一つ一つにこだわった完璧な政策綱領を網羅的に列記 すべしという意見がある。 私はどちらかといえば前者の方であるが、しかし最低限列挙して おかなければならない主要政策は確かにある。 だから基本的姿勢と個別政策の二つにわけて書いてみた。 私の基本姿勢は反権力、正義の実現とその手段としての憲法であり 平和である。実際のところこの二つからすべての政策は導きだされる と思う。 しかし政党綱領は選挙のためのものでもあるので、政治の議論と なっている主要項目についての立場を明確に示さなくては役に立たない。 そこで主要な政策についてその立場を列挙した。これに付加えるもの は多少はあるかもしれないが、一般国民が関心を示さない分野や特別 な政策についてはあえて取り上げない。 そしてここからが重要なところだが、これらの考えは私の考えであり インターネット新党の支持者もそうなると思うが、私はこれらのすべて で支持者の意見が一致しなくてもいいと思っている。どれか一つに賛同し、 その一つの実現について他の政党よりも期待ができると考えて参加する 支持者の集まりがインナーネット新党の真骨頂であると思う。 できればそのひとつひとつを実現する担当の政治家が持てればパー フェクトである。つまり数名の議員で十分だということである。それ ぞれのテーマに関心のある人が自分の代表をインターネット新党に送り 込むという形で票が集まる、結果として何人かの政治家を持つ政党に なる、これこそが私の目指すインターネット政党である。 詳しくは次回のメルマガで書くことにするがインターネット新党が 国民に最もアピールする、つまりインターネット新党の「売り」の 部分は第三章の「支援者との約束」という部分であると考えている。 第2章 めざす政策 (1)基本的姿勢 一言で国民と一からげにするがその実態は様々な団体、組織、 企業、労働組合などに属している国民と、どの組織にも属さない 大勢の孤立無援の国民がいる。 これまでの政治は、団体や組織が選挙を通じて利益代弁者を政治に 送り込み、予算配分や立法を通じて自らの利益実現を図ってきた。 そこには、組織に属し、組織に守られている国民と組織を持たない 国民との間に絶対的な不平等、不公平が生じることになる。 その組織の最大、最強が政・官・財・メディアでありその背後に 米国という支配勢力があった。 我々インターネット新党の政治が目指すこのは、この権力の不正、 不平等な政策、立法を正し、弱者である大多数の一般国民の利益を 最優先する政策・立法を実現することである。 言い換えれば護憲の精神に基づいた反権力、正義の実現の姿勢を貫 いた政治の実現である。 (2)具体的政策 官僚支配をなくし国民優先の政治の実現 米国との軍事協力関係を解消し自主、自立した平和外交の実現 消費税増税反対 TPP参加反対 普天間基地の辺野古移転を阻止、在日米軍の削減・撤廃。 原発から再生エネルギーへのエネルギー政策の転換 地方主権、それも小さな行政単位にこそ大きな自治権を持たせる 以下第三章に続く ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加