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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

インターネット政党の実現をめざして(1) 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2012年2月18日号外 ■     =========================================================    インターネット政党の実現をめざして(1)                                                                    ========================================================  インターネットを通じて市民の手で日本の政治を変える。名も ないバラバラの国民が、インターネット上でつながり、不正義や ウソのない平和で心ゆたかな日本を目指して既存の政治に参入 する。  この呼びかけに驚くほど多くの読者から賛同の声が寄せられ ました。  この時を待っていた、そういう声ばかりでした。  あらためて今の政治に救いがたさを感じ、ウソや利己主義から 決別した私欲のない政治を求めている人が多いことかと認識を 新たにしました。  もう引き下がれない(といっても、そこまで悲壮ではありま せん。できなければごめんなさいと頭を下げて引き下がる余裕 はあるのですが)、反響の大きさに責任を感じながら外に出て、 いまだ放射線量の高いホットスポットの那須野が原の寒風の中を 三時間ほど歩き、福島の人たちに思いを馳せながらどうしたら インターネット政党を実現できるのか考えました。  寄せられた読者からの意見は貴重なものでしたが最後は自らの 信念と考えで進めていく他はありません。  寄せられた意見の中で私が注目した事を順不同に並べて見ます。  やはり私が一番注意するのは国家権力に潰されないための最善 のやり方はなにかという事です。  それが単なるネット上のやり取りで終わるのであれば心配は要り ませんが、万が一それが大きくひろがって現実の政治や選挙に 影響を与えるようになるとただでは済まないという認識は必要だ と思います。  この点に細心の注意を払うべきという意見が寄せられました。  その点は私もまったく同感です。  それではどうすればいいか。  一人で急ぐな、有力な同志を見つけて仲間と一緒に行動すべ しという考えがます浮かびます。  その時の仲間とは誰か。  一つには既存の政治家を見つけること。  もうひとつはやはりインターネットメディアに詳しい人物です。  既存の政治家と言えば「政権交代の原点に戻る」ことを掲げる 民主党の小沢・鳩山グループだと思います。  インターネット政党の原点は、やはり民主党による政権交代を 願い、民主党のマニフェスト実現に期待したのに裏切られた、 その思いを元に戻すことであるのです。  民主党を裏切った菅、仙石、野田につながる今の執行部に対 するアンチテーゼだと思います。  それは決して政局の一方に与するという事ではありません。  小沢一郎的なるものの実現ということで、最終的には小沢氏 との話し合いが必要になりますが、小沢的なるものを実現する 政党、場合によっては小沢一郎の政治行動を監視し、小沢がだめ なら小沢を超えるものを目指すということです。  私は先般の小沢塾での講演で知り合った小沢派の若手議員と 連絡をとって、インターネット政党を立ち上げようと熱意を見せ る政治家を見つけようと思っています。  いかなる政党を立ち上げるにしても、まったくの素人と現職の 政治家とでは雲泥の差があります。  既存の政治家を利用するということです。  インターネットメディアの分野で活躍している一人として上杉隆 氏と組んだらどうかという助言がありました。  私はそうしようと思っています。あって話してみて、賛同して くれればよし、そうでなければ他のネットメディア関係者を順番に 当たっていこうと思います。  一番身近なパートナーは放談を始めた植草一秀氏です。  今度2月25日にまた会うことになっていますので、よく相談して みようと思っています。  その一方で、あくまでも私一人が発案者であり発信者であるべきだ という意見がありました。  私としてもそれが可能であれば一番いいと思いますが、残念ながら 私にはその能力も知名度も影響力もありません。  私が仕掛け人となって発信し、あとはアメーバのように不特定多数 の動きを誘発していけばいいという意見もありました。責任の所在が わからないので権力が潰そうとしても潰せない、というわけです。  しかし、その場合はその後の動きがコントロールできずに自分の 思いが実現できなくなるおそれが多分にあります。それでは目指す ところの新たな政党づくりにはなりえません。  という次第で、これから行動を移します。  その経過は折にふれメルマガの号外として、「インターネット政党 の実現をめざして」という標題の下で発信させていただく積もりです。  この活動を始めるからといって通常のメルマガの配信がにぶるという ことには決してしません。  以上、お礼をかねて第一回の「インターネット政党の実現をめざ して」を配信させていただきました。                             了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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