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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

読者からの投稿を共有する オリンパス問題
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年11月2日号外 ■   ==============================================================   読者からの投稿を共有する オリンパス問題  ==============================================================    オリンパス問題ほど読者から様々な投稿が寄せられたことはなかった。  政治よりも経済のほうが生きた情報として我々に身近であるという事 だと思う。  様々な読者が様々な形で一家言があるという事だと思う。  誰の意見が正しいとか、情報通だとかを決めつける必要はない。  これからもオリンパス問題は様々なメディアで取り上げられて行く だろう。  そうする事によって、新たな情報も追加され、問題の本質もより正しく 分かってくると思う。  そして同じ事実をどう受け止めるかは各人によっても異なると思う。  それはそれでいいと思う。  重要な事は事実に近づく努力をすることだ。  自分の利害にとらわれることなく客観的に物事を判断する力をつける ことだ。その過程における参考と思って、私の責任で寄せられた投稿を わけへだてなくできるだけ紹介していきたいと思う。  ちなみに私が最初のメルマガで言いたかったことはこの読者が述べて いることであった。  以下引用  下記引用には一部???の部分もありはするが、基本的には同感。 また、天木さんのコメント部分にはまったく同感。  野田首相は、あのようなことを外国人の前で言うべきではない。 それこそ国益の損失である。  ではかつての三菱地所のロックフェラービル買収はその支払い価格は 正当だったのか、NTTが欧州のテレコムを兆円単位で買収していった ことはその価格設定として正当だったのか、などについて時の首相が コメントしたことはない。でもそれらすべてがいわゆる「失敗」に終わ っている(日本企業の海外企業買収はそういう失敗の歴史であった。 私はたまたま海外でそういうのをずーっと見て来たし、過剰と思える 金額を払ったケースもたくさん見てきた)。  かといって今回みたいな騒ぎにもなっていないし、「第三者委員会」 などで各社がその投資の正否を調べたりしたことはない。  それらの投資と今回のオリンパスとが本質的にどう違うかの検証など されてもいないし、おそらくできないであろうと思う。  にもかかわらずそう言うことで首相自らが国益の損失を行っている ことが彼にはわかっていない。  思うに彼はいわゆる「外人に弱い日本人」の典型である。あの変な へりくだり方はどこかでまた変な高圧的態度に出る人のしぐさであり、 つまり相手によって出方を変える人の典型である。そういう人はえて してガイジン、それも特に白人に弱い。  むしろ、社内のことをおおっぴらに口外するウッドフォード氏の非を あげつらうマスコミが皆無なのがおかしいぐらい。   オリンパス問題に、明治以降の変わらぬ日本人の縮図を見るようで 悲しいくらいです。                          引用終わり ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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