□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年10月5日第699号 ■ ============================================================= 森永卓郎が小沢一郎に送った最強の応援歌 ============================================================= 善良な一般国民ならおよそ読む事のない週刊誌の一つである週刊実話 に、経済アナリストの森永卓郎が「森永卓郎の経済千夜一夜物語」という 連載コラムを持っている。 その週刊実話の10月20日号(きょう発売)の連載222回で森永氏 は「リベラル勢力の終焉」と題して要旨次のように書いている。 小沢秘書三人の有罪判決は不可解だ。控訴審で全員逆転無罪になる可能 性は十分あると考えている。しかし、たとえそうなっても、第一審で有罪 判決を受けたことで小沢一郎の受ける政治的ダメージは大きい。野党や メディアの小沢批判は強まる。最高裁まで争って無罪を獲得しても、その 時には小沢一郎の政界での復活は不可能だろう、と。 ここまでは誰もが思っていることだ。 それに加えて10月6日から始まる小沢一郎自身の公判や、その判決を 巡って野党やメディアの更なる小沢たたきは続く。来年4月にも下される 第一審判決がとえ無罪になっても小沢叩きは続く。 これも皆が考えることだ。 森永卓郎氏はこの記事で小沢秘書のことしか書いていないが、おそらく 森永氏も小沢一郎自身の裁判がどのようになろうとも、小沢裁判が小沢氏 に与える政治的悪影響についても十分承知しているに違いない。 その上で森永氏は次のように書いている。これがメルマガで紹介したい ところだ。 「・・・これで、小沢一郎という偉大な政治家が葬り去られたことは 確実だろう。その結果、何が起こるのかは明確だ。小沢氏の主張する 改革は三大権力と戦うことだった。アメリカ、官僚、財界の三つだ。 民主党が政権を獲り、小沢氏は三大権力との戦いを始めた。それが普天間 基地の辺野古移転であり、天下り禁止などの公務員制度改革であり、租税 特別措置の原則廃止といった大企業優遇策の撤廃だった。その小沢氏が 落日を迎えたということは、そうした政策が今後行なわれる可能性がなく なったということだ。アメリカ隷従、官僚隷従、財界隷従の政策が次々に 繰り出された自民党政権時代の政治に逆戻りするのだ。その動きはすでに 始まっていると言うべきだ。野田内閣の政策がまさにその政策だ・・・」 これは私がこれまで目にした小沢支持論の中でも最強の小沢一郎への応援 歌である。 森永卓郎氏が言う三大権力にメディアを付加えて四大権力と呼んでもいい だろう。 小沢一郎支持者が小沢一郎に期待しているのはまさしくこれら4大権力、 支配体制に対する対立軸の提示である。 私もそう期待する一人だ。 そうであれば小沢一郎のとるべき道は唯一つだ。 この期待に応えることだ。 明確に四大権力と戦うと宣言し、それに賛同する政治家を糾合することだ。 そうすればたとえ少数であろうとも、如何なる批判をされようとも、たとえ 有罪にさせられても、小沢支持者はついていく。しかも熱烈な思いを持って。 問題は小沢一郎という政治家が果たして森永卓郎氏が言うような政治家なのか ということである。 小沢支持者からの熱い応援をここまで得ながら、いつまでたってもその政策 を明示しない。4大権力と戦うと宣言して決起しない。 それが事を成就するための戦略であればいい。 しかしそうでない、ただの不透明であれば小沢一郎の存在意義はない。 私が、小沢一郎が追い込まれているというのはそのことだ。 小沢一郎が追い込まれているのは、決して「金と政治」の問題ではない。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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