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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

6月21日の2プラス2で何が決められるのか注目せよ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年6月19日発行 第430号 ■     ===============================================================   6月21日の2プラス2で何が決められるのか注目せよ  ===============================================================  普天間移設問題の先延ばしが決定的となり、菅首相の9月訪米もなくなる というのに、なぜ2プラス2(日米安保協議委員会)の開催が急がれるのか。  それを見事に示してくれる記事を6月19日の新聞に見つけた。  一つは各紙が一様に報じている米上院軍事委員会の発表だ。  すなわち米上院軍事委員会は17日、在沖縄海兵隊のグアム移転経費の支出 を認めないことで合意したと発表した。  ごちゃごちゃと色々なことを並べているが要するに財政破綻しつつある米国 はもはや国防予算まで削減せざるを得ない、ましてや在日米軍の予算など出せ なくなった、ということだ。  もう一つの記事は6月19日の読売新聞のスクープ記事だ。すなわち今度の 2プラス2では思いやり予算(在日米軍駐留経費の日本側負担)を共同文書に して再確認するという。  「トモダチ作戦」で支援してくれた米国に感謝し、そのお返しに思いやり予算 は今後減らしませんと約束するというのだ。  言い方や論理は後からついてくる。  財政破綻しつつある米国を助けるために日本政府が国民の金をどんどんつぎ 込みますということだ。  それを約束するための協議が今度の2プラス2なのである。  しかもそのような合意が、政治が混乱していることをいいことに官僚の手で決め られようとしているのだ。  このような重大な動きを問題視するメディアは皆無である。  どうやら日本は由々しい事態に向かいつつあるようだ。                                 

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