□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年6月17日発行 第423号 ■ =============================================================== 朝日新聞はウィキリークスから得た情報を一冊の対米従属裏面史 として発刊すべきである =============================================================== 私の苦言を意識しているわけではないだろうが(いや、ひょっとして 本気で気にしているのではないかと私は思っているのだが)、ここにきて 朝日新聞が連日のようにウィキリークスから得た情報に基づいたスクープ 記事を掲載し始めた。 おそらく今後もこのようなスクープ記事は続くだろう。ウィキリークスが 明らかにした日米関係の機密情報はそれほど膨大であるということだ。 物事がわかっている者が時間をかけて慎重に分析すれば、その機密情報は 日米関係の裏面史を知る上で宝の山である。 しかもそれは過去の裏面史ではない。現在進行形の日米関係である。 それを朝日新聞が独占しているのだ。 とんまな他紙はそれを指を加えて眺めるしかないのだ。 今日6月17日の朝日新聞が掲載していたスクープはこうだ。 すなわち、2008年7月の洞爺湖サミットで訪日していたブッシュ大統領 は福田首相に対し、アフガン本土への自衛隊派遣を迫っていたというのだ。 自衛隊をアフガン本土へ派遣していたら間違いなく犠牲者がでていた。 だからそのような要求は小泉元首相でさえ受け入れられなかったに違いない。 ましてや心優しい福田首相には到底了承できるものではない。 突然の福田首相辞任の背景には米国の理不尽な要求を受け続けるぐらいなら 首相なんか辞めたほうが楽だ、という福田首相の恬淡として考えがあったので はないか。 菅首相なら出したかもしれないと思ったりもする。 このようなウィリークスが暴露する情報は、いくらスクープ記事といっても、 個別にダラダラと掲載されてはインパクトが少ない。忘れてしまう。 いっそ朝日新聞はウィキリークスがあぶり出してくれる機密情報を一冊の本に まとめて国民に供するべきではないのか。 壮大な日米裏面史となるに違いない。 そうすればさすがの国民も気づくだろう。このまま日米同盟を続けていけば ろくなことにはならない、ということを。 了

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