□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年6月17日発行 第421号 ■ =============================================================== 那須野ケ原から「もう一つの日本」を立ち上げる =============================================================== 私がメルマガで繰り返し書いてきたように、もはや今の政治では日本を救う ことは出来ない。国民の人権と暮らしを守ることはできない。 国民は自分で自分の生活を守り、築いていかなければならなくなったのだ。 そうである以上政治家や官僚はその特権や給料を国民に返上し、みずから その職を手放さなければならないが、決してそうはならない。権力者が権力を 手放すはずはないからだ。 いずれそのような時代が来る。そうさせなければならない。 その時まで国民は政治家や官僚たちを監視、批判しながら、自分の力で、ある いは家族、仲間などと一緒に、暮らしを凌いでいかなければならない。 しかし考えてみれば世界の人々は皆そうしているのだ。 私が見てきた世界の様々な国々の国民はそうだった。 どんなに酷い圧政下でも、どんなに酷い暮らしの中でも、いや戦火の下でも、 人々は優しく、明るかった。 しかし、そうすることのできない多数の国民もいる。弱者の者たちがいる。 その人たちにも生きる権利を保障するために「もう一つの日本」が必要なのだ。 それはベーシックインカムの思想に基づいた究極の共生、福祉国家である。 そこにたどり着くまでには長い道のりが必要だと思う。 しかしその第一歩を歩み出すことはできる。 私はそれを那須野ケ原から始める。那須野ケ原の大地に100世帯の自然エネル ギーにもとづくコミュニティーをつくってみせる。 その中に、フクシマ原発の被災民や地元住民、全国や世界の希望する住民を公募し、 住んでもらい、コミュニティーづくりに協力してもらおうと思う。 余裕のある者は自己負担(ただし市場価格より廉価)で付与、貸与し、被災民に は無償もしくは政府補助などで廉価に付与、貸与し、希望者には地元農家、酪農家 などに職を斡旋して、地産、地消の経済活動に参加してもらう。 これが出来ていれば、フクシマで自殺した犠牲者は出なかったと言われるような コミュニティーをつくろうと思う。 広大な土地を提供してくれそうな人物を見つけた。大手建設会社から資金を調達し てくれそうな若いデベロッパーを見つけた。それにこのプロジェクト専用のHPを 立ち上げてくれそうな若者がみつかりそうだ。 この協力者たちに私の構想を伝え、志の一致を見たとき、私のプロジェクトは 始まる。 資金はゼロだ。必要なのはそうしたいという思いと情熱とロマンだ。 政治家を動かすのもいい。最終的には国家予算と行政権の一部を手にすることを 目指す。 しかし最初は民間企業の協力を得て始めようと思う。世界中に発信して支援者を 募ろうと思う。 成功すればコミュニティーの規模を広げていけばいい。 水と太陽と自然の恵みがこの構想の最大の味方だ。 政府や行政が頭を下げて協力させてくれ、と言ってくるような、そんなコミュニ ティー作りを私は始める。 了

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