□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年5月31日発行 第377号 ■ =============================================================== ついに米国が言い出した米軍グアム移転経費の見直し =============================================================== メルマガを書き始めてもうすぐ1年になるが今日ほど腹立たしい 思いをしたことはない。 5月31日の日経新聞がスクープした。 来日中のダニエル・イノウエ米上院歳出委員長が日経新聞のインタ ビューに答えて、在沖縄米海兵隊のグアム移転経費の日米負担額に ついて、日米両政府は再協議する事になるだろうと言ったのだ。 これは取りも直さず日本側に経費負担増を肩代わりしろと言って いるのだ。 そして菅首相は6月21日の2プラス2閣僚協議でそれを飲むこと になる。 私が繰り返し言ってきた普天間問題のもっとも安易で屈辱的な解決 方法だ。 その日経新聞は別のところで菅首相が消費税を引き上げ、社会保障 抑制という噴飯ものの「社会保障と税の一体改革」を指示したと書い ていた。 国民生活を犠牲にして米国に追随する絵に描いたような売国ぶりだ。 その菅首相は米国の要求を受け入れ、危険で欠陥商品であるオスプ レイ(米新型輸送ヘリ)の沖縄米軍基地への配備を沖縄に飲ませる ために北沢防衛大臣に命じたと言う(5月31日朝日)。 ここまで沖縄を見捨てた首相はかつていいただろうか。 あまりの腹立たしさに、私はこの怒りを今日の私のブログに叩きつけ、 国民よ目を覚ませ、と檄を飛ばすことにした。 メルマガで書くには憚られるが、不特定多数の無自覚な国民を 目覚めさせるにはこれしかないと思って書く事にした。 メルマガでブログの説明をするのはこれが初めてで最後である。 了

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