□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年4月24日発行 第294号 ■ =============================================================== 緊急提言の実現をなんとか成功させたい =============================================================== 昨日の緊急提言に対しては圧倒的な支持とともに貴重な 助言をいくつかいただいた。 メルマガの読者の仲間うちの夢と自己満足に終わらせるのでは なく一日も早く、効果的に世に問いたいという責任とあせりを感じる。 そしてその理由は山ほどある。 今日(4月23日)の読売新聞に、中曽根元首相、三村明夫 新日鉄会長、北岡伸一東大教授の三者の共同提言なるものが 大きく掲載されていた。見事な既成体制のスクラムだ。 その内容は随所に大胆な提言が書かれている。今後このような 既成体制側からの変革への緊急提言が急速にメディアに流されることに なるだろう。 彼ら既存の支配体制側には、圧倒的な金と影響力がある。スポンサー がつく。 しかし変革は、これまでの権力構造の外に置かれてきた者たちの 手で成し遂げなければならない。それが私の言う「もう一つの日本を つくる」という事なのである。 おりしも、4月23日の新聞で、私の主張に共通する提言や、動き が見られる。 「知事は国策を抜け出す政策を 朝日 記者有論 有馬央記 (ひろき)」、「復興構想は被災現場から 朝日 経済気象台」、 「有料道路無料に 福田栃木県知事は県内の有料道路をGW中 無料化すると発表した 読売」、「ふるさと納税急増 宮城では09 年度の117倍に 読売」、などなど。 これからもこのような動きはどんどん加速していくだろう。今まで 通りのやり方では日本は立ち行かない。 しかしそれがこれまでの支配体制の手によってなし崩し的に行なわ れていくのであれば何も変わらない。それどころか既成体制による 支配強化、いいとこ取り、で終わってしまう。 考え方が根本的に違うのである。 何としてでも、一刻もはやく「もう一つの日本をつくる」動きを、 先手を取る形で動かさなければならない。 それには、投稿者の何人かが指摘するように、無視されないような 形でそれを発表すること、広く国民に共感を持たせるために革命と いうような過激な言葉を使わないこと、孫正義や稲盛和夫のような 同じような事を唱えている強力な人物を共鳴者に加える事、などなど。 いずれも最もな指摘である。問題は私一人でそれが出来るかである。 様々な思いが駆け巡っていく。 了
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)