沖縄在住と思われる読者から投稿がよせられた。 以下その要旨を読者と共有したい。 あらためて沖縄住民の思いを知った。 沖縄の現状をまったく本土に伝えようとしない大手メディアの 情報管理にあらためて怒りと絶望を覚えた。 これでは沖縄問題は本土の国民に伝わらないはずだ。 間違いなく大手メディアは国民の敵だ。 以下投稿要旨 ・・・メア発言についてですが、これは沖縄タイムス・琉球新報とも 1面で扱っています。 このメア氏は、在沖米総領事の頃から問題発言や差別的発言が多い 人物でした。 この ような人物が日本部長を務めている時点で、アメリカ合衆国の 沖縄蔑視があらわれている と思っています。 これは、私だけでなく、多くの沖縄の人間が発言したり考えたりして いることです。 温厚な沖縄の人間が、メア氏の総領事時代、コーヒーをメア氏にかけた 事件が起きたほどでした。 メア氏が東京へ転勤したときには、これで総領事の発言に腹を立て なくていいと ホッとしたと同時に、私たちの知らないところで、どの ような差別発言をするか心配もしていました。 今回はアメリカの学生が対象であったから表に出てきたのであって、 これが東京の記者連中にオフレコだと断っての発言であれば、このよう なニュー スになったかはわかりません。 そう思うほど、中央と沖縄の温度差は激しいものがありますし、きちん と沖縄のことを報道しないマスコミに対して不信感があります。 意味もなく沖縄へ来る閣僚たちへの不信感もものすごいものがあります。 まったく自民党政権下と変わりはありません。 逆に後退していると感じています。 そして鳩山前首相の「抑止力は方便」発言ですが、これはよく言って くれたと思います。抑止力がないのは県民であれば知っていること なのです。 それを抑止力云々ということを言って、沖縄へ基地を恒久化させようと している政府や官僚たちのことを表面に出した鳩山前首相は、それだけ でも評価すべきだと思っています。 引用終わり
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)