親切な読者の中から、「私の有料メルマガの転載を見かけるので なんらかの対策を講じたほうがいいのではないか」、というメールを 時々いただく。 私の無料ブログについては、それを誰がどのように転載しようと 一向に構わない。 その覚悟で書いている。 有料メルマガニついてもそこに書くことがどのように使われようと 私個人は構わない。その覚悟で書いている。 しかし有料メルマガは購読者から購読料をいただいて、購読者に限って 配信するものである。 だから転載は困る。 それは私が困るというのではなく、そのコピーが無料で読むことが できるようになることが、購読者の手前、困るのだ。 だから購読者においては、有料メルマガの私の文章をそのまま転載する ことは控えてください、とお願いするほかはない。 しかし、それを自ら積極的に見つけて防止策を講じたり、転載した 購読者にクレームをつけたりはするつもりはない。 その時間的余裕も技術的能力も、そしてその気も、今の私にはない。 私が一番困るのは、このメルマガを広く皆に読ませたいので転載して いいか、と許可を求められる時である。 知らないところで転載されている限りは、知らなかった、で済まされる。 しかし許可を求められれば、許可を与えるわけにはいかない。 繰り返して述べるように、私個人は活用してもらっても構わない のだが、他の購読者に対してそれを私から許可する事はできないのだ。 そこで読者にお願いしたい。 転載してよいかと聞かれれば許可を与える事はできないので、問い合わせ をしないで戴きたい。 全文の転載は法的に都合が悪いと思うので控えていただきたいが、部分的 な転載は可能ではないのだろうか。 それを私の知らないところで自己責任で行なう限りは私は関知できない のではないか。 私のお願いは、部分的な転載を行なう場合は、私の趣旨が正確に伝わる ように、うまく要約していただきたいということだ。。 人の書いたものを、人の書いた以上にうまく要約する。 これがいかに難しいかを私は毎日経験している。 その難しい作業に敢て挑戦されるのであれば、それがきっかけで新たな 購読者が増えるかもしれない。 もちろんだからといって、私からそれを薦めているわけではないので、 この点も含め購読者には原則として転載は控えていただきたいとお願い するほかはない。 以上よろしくご理解、ご協力いただければ幸甚です。
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)