… … …(記事全文7,135文字)ロシア軍の高官暗殺未遂事件
今回は、今月の4日~5日にアブダビで開催されたロシア・ウクライナ・米国の第2回目となる3カ国会議に関連して起きたと思われるロシア軍の諜報機関(GUR)の副長官でロシア代表団を率いたイーゴリ・コスチュコフ団長の副官でもあるウラジーミル・アレクセーエフ少将(Vladimir Alexseev※写真)の暗殺未遂事件を深堀りしたく思います。
この事件の裏で糸を引いているのは、ゼレンスキー氏率いるキエフ政権であることは既に8日の時点で明らかになっています。理由は後述しますが、その狙いは当然ながら、米露和平交渉を妨害し、破断へと導くための戦争のエスカレーションにあります。第2回アブダビ会議では、これといった成果を上げられず、またNATOのマルク・ルッテ事務総長の3日のキエフ訪問で、キエフ市内の破壊された発電所などをアピールし、第2のブチャ事件を演出しようとしたものの、結局失敗してしまったキエフ政権が、次なる一手としてこのロシア軍の将校暗殺を企てた、というのがロシアの大方の見立てです。果たして今回のテロ工作で目的は達成されたのでしょうか?
日本の衆議院議員選挙に関するロシアの報道
本題に入る前に、8日日曜日に幕を閉じた日本の衆議院議員選挙について、ロシアではどのように報じられたのか?についてお伝えしたく思います。今回の選挙では高市首相の自民党が圧勝したこともあり、深堀りの長尺記事ではないとしても、日本ネタとしては、かなりロシアのメディアに取り上げられた方だと思います。その中から3つほど記事をご紹介します。
2月8日付けKommersant.ru 日本の首相、全力投球で成功を収める
高市首相率いる自由民主党、衆議院選挙で圧勝
記事抜粋:戦後初の日本の女性首相は、生活費の削減を目的とした1350億ドル(約21兆円)規模の経済刺激策で国民の支持を勝ち取ることに成功した。(中略)
中国との対立は日本経済に悪影響を及ぼしたが、高市首相の支持率は低下しなかった。むしろ、高市首相の北京に対する毅然とした態度は、愛国心の高い日本国民の支持を高めた。
2月8日付けRussian Gazeta(※「ロシアの新聞」の意:RG.RU)
記事抜粋:英国の故マーガレット・サッチャー首相を彷彿とさせる強硬な保守派で、トランプ大統領の支持も得ている高市氏は、就任から僅か4ヶ月足らずで高い支持率を獲得し、日本初の女性首相として歴史に名を残した。
高市自民党総裁は、日本史上初の女性首相となった。この政治家は、日本最大の保守・民族主義の非政府団体「日本会議」のメンバーであり、かつては故安倍晋三首相の側近の一人でもあった。




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