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「牛歩戦略」再び…アブダビ会議延期でインフラ攻撃再開か⁉~引き延し作戦が仇となる日は必ずくるだろう!

アブダビ会議

 先月の23日(金)から24日(土)にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでロシア、ウクライナ、米国の代表団による最初の三ヵ国会議が開催されました。今までは米国が仲介者となり、米露、米ウという個別会議が主流でしたが、3ヶ国が一堂に会したのは、ウクライナ戦争が始まって以来、初めてのことでした。

 

 ロシア代表団を務めたのはロシア軍参謀本部の副総長で、情報総局(GUR)の長官イーゴリ・コスチュコフ海軍提督で(※写真上)、その他は全員が国防省の軍関係者でした。一方のウクライナ代表団の団長を務めたのは、元ウクライナ主要情報総局長官で(GUR)、現在は大統領府の長官を務めるキリル・ブダーノフ氏で(※写真下)、その他に国家安全保障・国防会議のルスタム・ウメーロフ議長などが出席。そして米国代表団はトランプ大統領の特使スティーブ・ウィトコフ氏、そしてトランプ大統領の娘婿のジャレッド・クシュナー氏でした。

 

第1回目の会談内容

 会議に出席した全ての関係者が、この2日間の会議は「建設的であった」と語りましたが、協議した内容については非公開となっています。昨今の西側メディアは、特にウクライナ戦争の和平交渉に関して、匿名の関係者の発言と称して、米露の仲を裂くかのように一方的、恣意的な内容を報じており、このことが米露間での交渉に障害をもたらすため、昨年の8月15日のアラスカでの米露会談以降、会談の内容は非公開となっています。

 ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は記者団に対し、「クレムリンはウクライナ和平問題に関する文書のリストについて、メディアとは協議はしません。このような問題は非公開で議論されるべきだからです」と語っています。和平交渉というのは国家間の重要な話ですので、結論が出てからメディアに発表すれば良い話です。しかしキエフ政権側、そしてその背後にいるグローバリスト達は、メディアを使い、事実を捻じ曲げてでも自分達に優位な方向へ持っていこうとする動きが、戦争開始以降ずっと続いています。

 最近では米露会談の内容は、ほとんど報じられなくなっていますが、私はこれは生産的な協議が継続している証でもあり、非常に良い傾向だと思います。しかし今回の3ヶ国会議になると、やはりキエフ政権側から内容が漏れるようで、米国の情報ポータルサイト「Axios(アクシオス)」が報じたところでは、会談ではドンバス地域、ザポリージャ原子力発電所の現状、そして緊張緩和に必要な措置について議論が行われたと報じています。またAP通信は、ウクライナ代表団の代表者の発言を引用し、初会合では様々な形式で交渉が行われ、参加者は特定の議題ごとにグループに分かれて議論したと報じています。

 最近、ウクライナ問題の和平交渉に関する西側メディア報道をみていると、ロイター通信やAP通信以上に、この米国の「Axios」発の情報が目立ちますが、この媒体はキエフ政権の主張に則り記事を書いている傾向がありますので、話半分で聞き流すことを推奨致しますゼレンスキー氏は実際には米露和平交渉の蚊帳の外にいる訳ですが、自分が如何に重要な存在なのかを国民に見せつけるがため、様々な根拠はないがインパクトはあるブロガーのような発言を度々行っています。例えば、「28項目の和平案を作成し、米国と協議し、その結果20項目に減った」といった情報など、本筋とは何の関係もない情報を垂れ流すのですが、こういった情報を喜んで掲載しているのが「Axios」です。そして彼らのシナリオは、会議の初期段階では「生産的だった」、「上手くいった」、「順調だ」と報道し、その後、「ロシアが平和を望んでいないため破断した」というオチに持っていく、いわゆる「のせて、落とす」という手法です。


 余談ですが、日本の大手新聞は今、選挙運動が始まって間もないのに、「高市自民党が過半数獲得」と一斉に報道しているようですが、これはバイデン政権下の米国の中間選挙で大手メディアが使ったパターンと全く同じだと思います。赤(共和党)が圧倒的に勝利する!との見出しでほぼ同時に報じ、結果共和党が勝利したものの、圧倒的ではなかったことで落とそうとする・・・。また早めに圧勝報道を行うことで、自分が選挙に行かなくても支持候補が当選すると油断させるといった類の手法だと思います。

 

 重要なのはメディアが伝える匿名の情報源などではない関係者の一次情報です。例えば、開

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