… … …(記事全文3,180文字)【階段を使わない駅移動 私はAIに聞く】とつが体力を削る。若い頃の怪我や、年齢的な体の変化で「階段を下りるのがつらい」という人も少なくないはずだ。
地図アプリを開けば、最短ルートはすぐに出てくる。でもそこには「階段があるか」「エレベーターはどこか」「改札の上下移動はどうなっているか」といった情報は、ほとんど反映されていない。
私はあるとき、発想を変えた。「地図を見る」のをやめて、AIに相談することにしたのだ。
やったことは難しくない。ChatGPTやGeminiに、こんなふうに聞いただけだ。
「今○○駅にいます。重い荷物があり、階段は使いたくありません。エレベーターやエスカレーターを使って、できるだけ段差の少ないルートで○○に行きたいです。もしこの駅にエレベーターが少ないなら、別の駅を使っても構いません。」
ポイントは、「最短」や「早さ」を求めないこと。自分の事情(階段が使えない・荷物が重い)を前提条件として全部書くことだ。
するとAIは、・エレベーターの位置・乗り換え時に上下移動が少ない路線・遠回りでも段差が少ない駅といった視点で、ルートを組み立ててくる。
これは、Googleマップにはできない。なぜなら、AIは「地図」ではなく「人の事情」を処理しているからだ。
この話をSNSに書いたところ、「膝の怪我で階段がつらいので参考になります」という反応をもらった。
ああ、やっぱりそうなんだと思った。これはAI講座の話でも、最先端技術の話でもない。生活の中で、確実に役立つ使い方だ。
生成AIは、賢く使う必要はない。むしろ「しもべ」でいい。こちらのわがままを、全部投げていい。
・階段を使いたくない・遠回りでもいい・体に負担をかけたくない
そういう、人間側の都合を丸ごと引き受けて考えてくれる。それが、地図アプリとの決定的な違いだ。
AIは仕事効率化の道具だと思われがちだが、本当は「生活の摩耗を減らす道具」でもある。
高額なAI講座も、難しい理論もいらない。困っていることを、そのまま日本語で投げる。それだけで、世界は少し楽になる。
【たとえ、もう一度電車に乗っても階段は嫌という場合だってある】
車いすや大きな旅行用カートを引っ張っているとき、たとえ、もう一度電車に乗っても階段は嫌という場合だってある。いろんな場合を想定してAIにどう質問したらいいか。その指令文をつくってもらった。
🌿基本形(いちばんシンプル)
今、〇〇駅にいます。重い荷物があるため、階段を使わず、エレベーターやエスカレーターのみを使って△△出口(または改札/目的地)に行きたいです。駅構内のルートを、できるだけ詳しく教えてください。
