… … …(記事全文3,659文字)【米軍も根性論だった】
米軍も今の自衛隊と同じ「根性論」だった。
「兵士は不平や不満を言わない」や「弱音を吐かない」といったことが求められていた。
しかし、ベトナム戦争の帰還兵問題、さらには中東からの帰還兵の自殺率や鬱病の発症率が激増した問題から兵士の扱い方が見直された。
自衛隊は今も旧日本軍から変わらないが、米軍はその都度問題点を改善して変化している。このことは自衛隊も是非見習ってほしい。これまでもレポートしたが、米軍が軍人の待遇を見直した背景のひとつがベトナム戦争だった。
Foomiのこの記事で書いたように、Bruce Springsteenの”Born in the USA”は サビの”Born in the USA”を連呼する曲だ。 愛国歌の印象で大ヒットした。しかしこれはベトナムから帰還した兵士に対しての冷たい社会・待遇の悪さを抗議した歌だった。