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なぜ中国は今さらサンフランシスコ条約を“無効”と言い出したのか?70年の歴史と大誤算

なぜ中国は今さらサンフランシスコ条約を“無効”と言い出したのか?70年の歴史と大誤算

在日中国大使館のアカウントが、2025年12月2日に高市総理の党首討論での発言に対する反論として、サンフランシスコ講和条約(1951年調印)を「不法かつ無効な文書」と主張した。
この投稿が話題となっている。
私の投稿もバズっている。

https://x.com/martytaka777/status/1995811239805555141


今回は、なぜ中国がこのような発言をしたのか?
また、その歴史的背景について語りたい。

実は、この主張は、中国が最近言い始めたことではない。
中国政府は、条約の成立直後から一貫して非難・否定の立場を取っている。
まずは、以下に主な経緯を時系列でまとめてみる。

1951年(条約成立直後): 中華人民共和国は、条約の準備・署名から排除されたとして、即座に無効性を主張した。
周恩来首相8月15日の声明で、「アメリカが中華人民共和国を除外した上で強制的に会議を招集したのは、連合国宣言の単独不講和禁止規定をくつがえすもの」と批判。
条約を「全面的に国際協定をくつがえす」ものと位置づけた。

1972年以降(日中正常化後): 日中共同声明で日本が中華人民共和国を中国唯一の合法政府と認め、台湾を中華人民共和国領土の一部と理解したものの、中国は条約自体を「違法・無効」との立場を維持し、条約の台湾関連条項(日本が台湾の権利を放棄)を認めず、カイロ宣言・ポツダム宣言を優先主張した。

なぜ、中国は、サンフランシスコ講和条約はダメで、カイロ宣言・ポツダム宣言を優先すべきとしたか?
それは、台湾の取り扱いが、それぞれの宣言や条約で異なっていたからだ。
まとめると、こうなる。

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