… … …(記事全文4,007文字)アメリカが左傾化した理由~日本は何を学ぶべきか?~
アメリカが左傾化している。
政治も左傾化したが、それ以上に左傾化したのはアメリカ市民だ。
今回はその理由を話したい。
そして、最後には、その核心に迫りたい。
そして、そこにこそ、日本が学ぶべきことがある。▶大学の左傾化
最初に挙げられるのは、大学の左傾化だ。
1960年代以降、アメリカの大学の人文学・社会学系学部が極端に左派・進歩主義に染まった。現在、全米の大学教員のイデオロギー比率はリベラル:保守=12:1〜50:1(分野による)と言われている。若者が4〜5年過ごす環境が「多様性・公平性・包摂(DEI)」や批判的人種理論(CRT)、ジェンダーイデオロギーに洗脳される形で左傾化が進んでいる。
その結果、アメリカの大学卒業者の支持政党は、1990年代まで共和党寄りだったが、2000年代以降に民主党寄りに完全にシフトしてしまった。
・白人大卒者: 民主党57% vs 共和党43%
・黒人大卒者: 民主党80%以上
・ヒスパニック大卒者: 民主党優位だが、非大卒者よりTrump支持が少ない。
・アジア系大卒者: 民主党70%以上
という結果になっている。
つまり、トランプは大卒でない者たちの支持が非常に多かったことになる。▶メディアの左偏化
ご存じの通り、CNN、MSNBC、NewYorkTimes、Washington Postなど主要メディアの記者・編集者の9割以上が民主党寄りと主張するほどアメリカのメディアは左傾化している。
メディアが左傾化した理由は諸説あるが、メディアの90%以上が東海岸の都市部にあるため、その東海岸には左派系の市民が圧倒的に多いことと、都市部ほど左派系市民が多いことから、左派系の主張を書いた方が売れ行きが良いことが、直接的な一番の要因だった。ただ、このメディア左傾化の原因は複数あり、どれも奥深いもののため、今回は割愛する。
▶教師の左傾化
教師組合が民主党の最大の献金団体であり、学校のカリキュラムに、ジェンダー教育、気候問題などを組み込む州が急増した。これは、左傾化した大学で洗脳された者が教師になるため必然的な結果だった。
★まだまだ続く。そして核心へ!
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