… … …(記事全文3,317文字)高市総理と鈴木憲和農林水産大臣は、日本の稲作を、どうするつもりか、鈴木憲和農林水産大臣の所信表明演説から、読み取ってみたい。
https://www.youtube.com/watch?v=FRA7omcQtJU
まず、鈴木憲和農林水産大臣の所信表明演説の中で指摘した重要個所を抜き出すと、このようになる。
・昨年よりもコメの生産量が大体63万トン増える見込み
・基本的に備蓄を放出する事態というのは大不作でコメが足りない場合
・海外輸出が増加傾向にあるため長期トレンドで見ればコメ増産が可能
・コメの価格を抑えていかないと外国産に需要を取られる
・需要に応じた生産が原理原則。価格はマーケットの中で決まるべき。
一番重要な点は、『需要に応じた生産が原理原則。価格はマーケットの中で決まるべき。』という個所だ。つまり、基本は需要と供給に従うべきという自由主義経済的考えだ。そして、だからこそ、コメ不足でない限り、コメの価格が上がっても備蓄米を放出することはないということ意味する。
現在、あらゆる物価が上がっており、コメ農家も資材や農薬等、諸々の価格が上がっているはずで、コメの価格もあがるのは当然のことである。
コメの価格が上がったから、備蓄米を放出してコメの価格を下げていては、農家は全く儲からない。しかし、そう言うと必ず、コメの値段が上がって困る人がいると騒ぐ事になるが、低所得者層に対しては『お米券』などを配ることで対処するとも大臣は言っている。
よく政府が、農家を政府が支援して豊かにするか、コメを政府が高く買い取って、国民に安く売るという政策を推す主張があるが、このような社会主義的方策は行わないことを意味する。
この社会主義的な方策は亡国の方法であり、この方法ではコメ産業は絶対に発展しない。ここより先は会員登録が必要です。月・水・金に配信中です。(現在、平日毎日更新中)
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