… … …(記事全文3,205文字)策士高市の野望~所信表明演説と自維合意書、高市総理の真の狙いを見抜け!~
今回は、高市総理の所信表明演説や連立合意書から分かる事に関して話したい。所信表明演説は、一部保守派から物足りないという意見もあった。
はたして、そうなのだろうか?
そして、高市総理の真の狙いとは何か?
まず、今回は経済政策に関して、岸田と石破の所信表明演説と高市総理の経済政策を比較してみたい。【岸田の所信表明演説の中の主な経済政策】
「低物価・低賃金・低成長のコストカット型経済」から「持続的な賃上げや活発な投資がけん引する成長型経済」への変革を目指す。
「供給力の強化」と不安定な足下を固め、物価高を乗り越える「国民への還元」。この二つを「車の両輪」として総合経済対策を取りまとめ、実行する。
半導体や脱炭素への投資
AI、自動運転、宇宙、中小企業の海外展開などの新しいフロンティアやイノベーションへの取組、スタートアップへの支援を強化このように岸田の経済対策は、抽象的な部分が大半を占める。もちろん、具体的な部分もあるが、致命的なのは、どれほどの投資を行うかは全く不明である点だ。『やる』と言っているだけで、どれくらい行うかは分からない。
【石破の所信表明演説の中の主な経済政策】
春季労使交渉においても大幅な賃上げを要請
最低賃金を引き上げていくための対応策の策定を関係閣僚に指示した。
AI、量子、バイオ、宇宙、フュージョン、GX等の戦略分野のイノベーションとスタートアップの支援、スキル向上などの人への投資を進める。石破の場合は、ほぼ岸田の内容と同じで、しかも政府による賃上げ要請や、最低賃金引上げなど社会主義国かのような政策だ。
本来、賃上げは政府が要求して適うものではなく、需要と供給によって決まるものだ。企業が儲かって、他社よりも優秀な人材が欲しい、他社よりも多くの労働者が欲しいと思うようになって初めて賃金があがるのであり、政府が要請して適うものではない。最低賃金も同様だ。
その点をまるで理解していないのが石破だった。
一方、高市氏はどうか…
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