… … …(記事全文2,618文字)奈良の鹿は神鹿なり。鹿を蹴る行為は神への冒涜
~春日大社と鹿島神宮を結ぶ古代史の生き証人~奈良の鹿を蹴る行為は単なる動物虐待にとどまらない。
これは日本の神への冒涜である。
奈良の鹿は、春日神社の主神、建御雷命(たけみかづちのみこと)が鹿島神宮から白鹿に乗って奈良の地へ来たと言われ、神鹿(しんろく)として尊ばれてきた鹿だ。
これを、ただの伝説と考えるのは早計で、2023年に奈良教育大学などの研究グループが行ったDNA分析により、奈良の鹿は紀伊半島の他の野生の鹿とは異なる独自の遺伝子型を持つことが判明している。茨城県の鹿島神宮の鹿とは既に遺伝子的には遠い存在になってはいるものの、奈良の鹿が近隣の野生の鹿とも遺伝子的に異なる点が、少なくとも他の地域から来た鹿との混血であることは確かだと物語っている。
また、他にも春日大社の主神も、茨城の鹿島神宮の主神も建御雷命(たけみかづちのみこと)である。さらに、鹿島神宮は藤原氏の氏神として崇敬されてきた神社だ。また、鹿島には藤原氏の前身である中臣氏に関する伝承が多く残る。そして、768年に藤原氏の氏社として春日大社がが創建されたといい、鹿島神宮から武甕槌神(タケミカヅチ)、香取神宮から経津主命(フツヌシノミコト)、枚岡神社から天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)が勧請されたと国史大辞典にも書かれている。
ならば、鹿島神宮が、茨城県にありながら、格が高いのはなぜなのか?
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