… … …(記事全文2,543文字)外国人土地取得問題
~国際約束遵守は政治家の仕事にあらず。戦後レジームの脱却を~外国人の土地所有は、外国人等による土地の取得及び利用を制限する権利を留保せずに世界貿易機関の『サービスの貿易に関する一般協定(GATS)』に加盟したため、これに反する『外国人の土地所有を禁ずる』という法を、日本では制定できないでいる。
なぜ、国際約束が、優先されるかと言うと、日本国憲法第98条2項に、「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」と規定されているからだ。
しかし、憲法に書かれていなくても、世界でも一般的に国際法や国際約束を優先するのは当然のことではある。そうでないと、条約なんて意味を持たなくなるからだ。
そして、多くの政治家や論客が、このGATSの付帯条項に『外国人の土地取引』が含まれていなかったことを、外国人の土地取得を禁止できない理由に掲げて、ため息をついている。
しかし、それは根本的に政治としての姿勢がオカシイと言わざるを得ない。
単刀直入に言えば、国際約束を守る事が政治家の務めではないのだ。
こう言うと、驚く人も多いかもしれないが…★それこそが戦後レジームだった。必見の後編はこれより続く。
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