完全に消えたDEI推進
もはや日本政府及び外務省は推進する根拠を失った。
～カナナスキスG7サミット共同声明を読む～
今回のG7共同声明は
・カナナスキス山火事憲章
・G7重要鉱物行動計画
・繁栄のためのAIに関するG7首脳声明
・量子の未来のためのカナナスキス共通ビジョン
・国境を越えた抑圧に関するG7首脳声明
・移民の密入国への対抗に関するG7首脳声明
に分かれていた。
外務省が仮訳を掲載しているので、ここでは全訳ではなく各項目のまとめと、重要箇所の説明をしたい。
▶カナナスキス山火事憲章
山火事を減らすよう努力しましょうという声明で、どうってことはない。
しかし、『積極的な修復活動を行う地域と自然再生が最も効果的に機能する地域を特定し、生物多様性をサポートして自然を修復する行動を取り、自然に基づくソリューションを展開して回復力を強化し、リスクを軽減します。』という箇所で、生物多様性という言葉を入れてはいたが、生物多様性を尊重sべきと言う話にはなっていない。だから、自然のまま放置する事が重要ではないという考えに通じる。森林火災は、環境保護の名の下に、森林管理を行った事が原因でもあったため、それが否定された事になる。
▶G7重要鉱物行動計画
レアアースなどの重要鉱物のサプライチェーンを確保しましょうと言う声明。中国の名前をだしてはいないが、中国からの供給が途絶えても重要鉱物を確保できるよう関係各国で協力し調達する事を目指す声明だ。
これは広島サミットで初めて提言されたもので、イタリアサミットに続き、今回もG7共同御声明に盛り込まれた事になる。
▶繁栄のためのAIに関するG7首脳声明
AIは繁栄のために重要だが、安全で責任ある、信頼できるAIのイノベーションを促進し湯という声明。
▶量子の未来のためのカナナスキス共通ビジョン
量子コンピューターなどの量子技術は重要で、関係各国で協力して研究開発していきましょうと言う提言。

次に重要事項が続いていく…

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