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ハーバード大学で何が起きていたのか?そして何が起きているのか?
ハーバード大学は、どのような大学だったか?が今回のテーマだ。
世界トップクラスの大学として有名だが、この大学の裏で何が起きていたか?
ハーバードによる調査報告書
今年初め、ハーバード大学の学長のアラン・ガーバー学長が、反ユダヤ主義を調査するタスクフォースと、反イスラム主義を調査するために2つのタスクフォースを設立し、実態を調査させ報告書を公表している。
この報告書によると、実は1980年代から1990年代にかけて、既にハーバード大学内では親イスラエル派の学生や教授陣と、親パレスチナ派の学生や教授陣の対立が既に発生していた。ただ、この時期はまだ暴力的な対立には至っていなかったという。
しかし、2000年代の第2次インティファーダ(中東でパレスチナ人がユダヤ人に対して一斉蜂起した事件)や、2010年代のイスラエルとハマスの戦争の中で学内での対立は激化し、2023年にハマスがイスラエルの国境を越えてテロ攻撃をした際には、ハーバード大の状況は、中東であるかのような対立状態になっていたという。
この報告書によると、多くのユダヤ人学生は、仲間はずれにされ、ネット上で嫌がらせを受けており、自分が 「良い人 」の一人であることを証明するために、イスラエルとのつながりを否定するよう、他の学生や教授たちから圧力をかけられたと話す学生もいたという。
また、自分がユダヤ人であることを完全に隠すことを選んだ学生もいた。
つまり、対立は最初からあったが、中東での出来事が対立を深め、さらにその対立を利用しようと、その対立に加担した中国人留学生がいると見るべきだ。なぜなら、クリスティー・ノーム国土安全保障長官もFOXテレビで『中国共産党と中国人に折る反ユダヤ主義への関与を許している』と明確にハーバード大の現状を指摘しているからだ。
ハーバード大は、今後、どうなるか?
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