最新キャロライン報道官会見～Press Secretary Karoline Leavitt Briefs Members of the Media, Apr. 22, 2025～
アメリカのニュースを追っているつもりでも、報道官会見で新たに入手できる情報もある。そしてバイアスのかかっていないホワイトハウスの見解として情報を得られるのは貴重な事だ。
今回も重要箇所を太字にし、最後に私見を述べた。忙しい方は、これらの部分を読むだけでも十分だろう。https://www.youtube.com/watch?v=zK5EoGZ-EKw

▶報道官
皆さん、こんにちは。お会いできて嬉しいです。
ホワイトハウス一同、フランシスコ教皇の逝去を悼む世界中のカトリック教徒の皆様に、心からお見舞い申し上げます。
フランシスコ教皇は、何百万人もの人々の心に響き、カトリック教会への奉仕に生涯を捧げられました。 教皇の追悼の意を表し、トランプ大統領は半旗を掲揚するよう命じ、ローマで行われる葬儀に参列する予定です。
大統領は金曜日の朝にワシントンを出発し、葬儀の後、土曜日の夜に米国に戻ります。
また、大統領の中東訪問の日程も発表しました。
大統領は5月13日から16日まで、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦を訪問します。
そして今週木曜日には、トランプ大統領はノルウェー首相をホワイトハウスに迎え、実務訪問を行います。 両首脳は貿易と地域の安全保障について協議する予定です。 これは、トランプ大統領の任期中、既に13回目の国家元首訪問となります。 国境において、トランプ大統領はアメリカを再び安全にするという約束を果たし続けています。
ウォール・ストリート・ジャーナルは最近の記事でトランプ効果を捉えました。 トランプの強硬政策が定着するにつれ、国境通過は停滞しています。
米国税関・国境警備局は3月に南西部の国境通過件数が過去最低を記録し、北部国境でも同様の好調が見られます。
ニューヨーク・ポスト紙は次のように報じています。『 以前は不法移民で溢れかえっていた北部国境セクターでは、通過件数が劇的に減少しています。11月以来、誰も見ていません』と。
米国税関・国境警備局によると、 3月に300マイル以上に及ぶ北部国境のスワントンセクターで逮捕された不法移民はわずか54人でした。これは、2024年3月に摘発された1000件以上の国境通過件数から95%もの大幅な減少です。ここは、2024会計年度中に北部国境沿いで逮捕されたすべての件数の80%以上を記録した主要なホットスポットエリアです。ワシントン・タイムズの最新報道は、ジョー・バイデン氏の国境に対する恥ずべき対応とトランプ大統領の対応の違いを如実に浮き彫りにしています。トランプ政権下では、国境での捕獲・放流件数はバイデン政権下最悪の月と比べて99.99%減少しました。これ以上の状況は考えられません。
特にこの統計は驚くべきものです。バイデン政権下で国境危機がピークを迎えていた2023年12月、国境警備隊は189人の不法移民を米国に入国させ、直ちに釈放しました。
しかし、トランプ大統領の下では、2月に国境警備隊が米国に入国させた不法移民はわずか20人でした。トランプ大統領のおかげで、国境の運用上の統制が現実のものとなり、政権の歴史的な執行措置は大きな成果を上げています。不法移民はついに、厳しい現実を理解できるようになりました。
国境を不法に越えれば、速やかに国外追放され、二度と米国に戻ることはできません。不法移民の犯罪者を逮捕するための取り組みは、引き続き強化されています。 シカゴ移民税関捜査局（ICE）は、イリノイ州クック郡で児童への性的暴行で有罪判決を受けたメキシコ国籍の男を逮捕しました。 今週、デンバー移民税関捜査局（ICE）は、テキサス州ヒューストン郡で児童への性的暴行で有罪判決を受けたメキシコ国籍の男を逮捕しました。マイアミ移民税関捜査局（ICE）は、フロリダ州ヒルズボロ郡で加重暴行の罪で有罪判決を受けたニカラグア人を逮捕しました。 ヒューストン移民税関捜査局（ICE）は、テキサス州ダラス郡で児童への性的暴行未遂と逃走の罪で有罪判決を受けたエルサルバドル人を逮捕しました。 シカゴ移民税関捜査局（ICE）は、イリノイ州で未成年者への加重性的虐待の罪で有罪判決を受けたメキシコ人を逮捕しました。 民主党の非常識な反対にもかかわらず、トランプ大統領は、法執行官が危険な合法外国人犯罪者を逮捕し、地域社会の安全を守るよう引き続き奨励していきます。また、トランプ大統領の「アメリカ第一主義」の経済政策のおかげで、投資は引き続き我が国に流れ込んでいます。
スイス・ファーマシューティカルズは、今後5年間で米国に500億ドルを投資し、1万2000人の質の高い雇用を新たに創出すると発表しました。
リジェネロン・ファーマシューティカルズも、富士フイルムテクノロジーズに対し、今後10年間で30億ドル以上を支払い、米国での医薬品製造を支援することに合意しました。
トランプ大統領にとって、重要な医薬品や医薬品を米国で確実に生産することは最優先事項です。 そして、まさにそれが日々起こり続けています。
その他のニュースとして、トランプ政権は、ジョー・バイデン大統領による違法な学生ローン救済策に終止符を打つと発表しました。 2020年3月以降、学生ローンの回収は行われていません。 それも終わりを迎えます。 5月5日、教育省は、債務不履行となった連邦学生ローンの借り手に対する強制回収を再開します。連邦政府が管理する学生ローンのポートフォリオは約1兆6000億ドルに上りますが、返済中の借り手は10人に4人未満です。これは持続不可能で不公平であり、アメリカの納税者にとって大きな負担です。借金は帳消しにすることはできません。結局、他人の手に渡るだけです。では、なぜ大学に進学しなかった、あるいは進学して責任を持ってローンを返済したアメリカ人が、他のアメリカ人の学生ローンの返済をしなければならないのでしょうか？
トランプ政権は、納税者に自分に帰属しない学生ローンの返済を強制することはありません。学生ローンの借り手は明確な説明を求めており、私たちはついにそれを提供します。借り手は今後、ローンの返済が明確に求められ、返済義務を履行しない借り手は強制的な回収に直面することになります。政府は、借り手、税金の還付金、連邦年金、さらには資金を差し押さえることで、不履行となった連邦学生ローンの債務を回収することができますし、実際に回収するでしょう。アメリカは36兆ドルの負債を抱えています。私たちは財政を立て直し、国に常識を取り戻さなければなりません。ローンを借りたら、返済しなければなりません。とてもシンプルなことです。トランプ大統領は、もはや問題を先送りすることはないでしょう。
本日の質疑応答に入る前に、本日同席してくださっているプールカメラマンに感謝の意を表したいと思います。
ABCニュースのフォトジャーナリスト、メリッサ・ヤング氏が、ホワイトハウスを取材するという輝かしい44年間のキャリアを終え、引退します。
メリッサさん、おめでとうございます。
この部屋で今まで聞いた中で一番の拍手です。 皆さんが同意できることは、あなたがホワイトハウスを取材し、素晴らしいキャリアを積んできたということです。そして、退職後の生活を心から楽しんでください。
そして、この部屋にいる全員が、あなたがゆっくりと休息を楽しんでいる姿を羨ましがるでしょう。
さあ、始めましょう。本日、メディア部門に新しいメンバーが就任しました。 彼の名前はティム・プールです。彼は政治評論家であり、何百万人ものフォロワーを持つメディア起業家です。現在、毎日、ニュースと討論番組「Timcast IRL」と、文化と政治の問題を探る週刊ポッドキャスト「The Culture War」の司会を務めています。 彼の番組では、言論の自由、検閲、アイデンティティ政治、社会変革などのテーマについて深く掘り下げた対話が行われ、多様なゲストが出演することが多い。
彼が今日ワシントンにいるのは、アイゼンハワー・ビル向かいの地元メディアによる抗議集会も開催するためです。 これは、大統領と現政権を報道するためにホワイトハウスに新たな声をもたらすという我々の決意の証です。
それでは、ティム、始めて頂けますか？
▶記者
この部屋にいる多くの報道機関は、でっち上げや中傷、そして今ではメリーランド州の男に関するでっち上げと呼ばれているものなど、虚偽の物語に足並みを揃えています。MS-13ギャングのメンバーが2人の異なる判事によって審理されたと記憶していますが、彼は単にメリーランド州出身者と呼ばれ続けています。 さて、ホワイトハウスは新たな企業へのアクセスを拡大する取り組みの一環として、この新たなメディア席を設けました。この席の拡大に伴い、ここに座っている企業や記者たちを中傷するメディアが数多く現れたことについて、コメントをいただけますか？
また、新たな企業へのアクセスを拡大する計画があるかどうか、詳しくお聞かせいただけますか。
▶報道官
もちろんです。この場では多様な視点を歓迎します。それがあなたをここに招いている理由の一つです。前政権と比べて、この場には多くの新しい顔ぶれがいます。私たちは、あらゆる視点をこの場に歓迎します。真実と事実、そして正確さを真に重視する、偏見のないジャーナリストを歓迎します。そして、あなたはメリーランド州の男性の事件を正しく指摘しました。私は、アトランティック誌がその事件を掲載した初日に、この壇上から「これは間違っている」と言いました。
この部屋にいる報道機関はこの報道を誤っています。 そして、これまでずっと持っていた証拠が次々とテーブルに上がってきています。私たちは常に正しかったのです。大統領は、この問題に関して常に正しい立場を取り、この不法犯罪者を私たちのコミュニティから追放してきました。そして、メディアがこの人物を、メリーランドで平和的に暮らしているただの人間だと言い続けるのは、本当に卑劣です。 彼は過去も現在も、そしてこれからもずっと、不法犯罪者であり、MS-13ギャングのメンバーであり、指定外国人テロリストです。 そして、政権は、これらの人物を私たちのコミュニティから追放するという私たちの立場を維持します。 ティム、来てくれてありがとう。
▶記者
質問が2つあります。1つはペンタゴンについて、もう1つは経済についてです。 あなたはFOXニュースで、ペンタゴン全体がヘグゼス長官に反対していると述べました。 しかし、解雇されたのはヘグゼス長官の側近でした。 この件についてどうお考えですか？また、これは管理のまずさだという懸念についてはどうお考えですか？

▶報道官
彼らはペンタゴンの職員であり、この部屋にいる報道機関に、上司に不利な情報を漏らしたのです。 そして、この政権発足当初から、特に機密情報に関しては、主流メディアに情報を漏らすような人物を容認しないことは明らかです。 そして、国防長官は素晴らしい仕事をしており、ペンタゴンに画期的な変化をもたらしています。しかし、この街には、画期的な変化を拒否する人々がたくさんいます。 そして率直に言って、トランプ大統領が上院で国防長官の指名を発表した瞬間から、国防長官に対する中傷キャンペーンが展開されているのは、まさにそのためだと思います。繰り返しますが、大統領はヘグセス長官が国防総省にもたらす改革を強く支持しており、彼がこれまでに達成した成果がそれを物語っています。 FBIは漏洩事件について捜査を行っていますか？長官は、これらの人物は起訴されると述べました。

▶記者
では、FBIは捜査を行っているのでしょうか？

▶報道官
FBIに問い合わせる必要があります。司法省に、どのような対応を計画しているかを尋ねる必要があります。
この政権全体で、情報漏洩を極めて深刻に受け止めています。 国土安全保障省から職員が解雇されたのを目にした方もいらっしゃるでしょう。 大統領は、そのような行為は容認できないと明言しています。

▶記者
経済についてですが、ピーター・ナバロ氏は、90日間で90件の合意を結ぶことは十分可能だと述べました。 まだ合意には至っていません。 どれくらい早く合意に至りそうですか？また、貿易交渉が進展していることを示す証拠はありますか？

▶報道官
はい。今朝、貿易チーム全員と話し合いました。 多くの進展が見られます。 現在、18件の提案が書面で貿易チームに提出されています。
繰り返しますが、これらは各国がトランプ政権と我が国政府に提案した書面上の提案です。 ベサント長官、ルトニク長官、グリア大使、NECハセット局長、ピーター・ナバロ氏をはじめとする貿易チーム全体が、今週だけで34カ国と会談しました。 私たちは、これらの合意がアメリカの労働者と国民のために確実に締結されるよう、トランプ政権のスピードで動いています。 そして昨日、この件はニュースで少し忘れ去られたようで、これはアメリカ国民にとって不利益だと思います。 副大統領はインドとの貿易協定に関する事項を発表しました。 これは大きな出来事です。 インドによる金銭的貿易障壁と非金銭的貿易障壁の数字を見れば、インドが長年にわたりアメリカとアメリカの労働者を搾取してきたことがわかります。 ですから、副大統領がモディ首相と共にインド訪問の際に、この委任事項を発表したという事実は、両国間の良好な貿易協定締結に向けて前進するための枠組みであり、大きな進歩であり、大統領の貿易チームがこの取り組みに注いでいる仕事に対する倫理観と真の努力を物語っています。
▶記者
あなたがおっしゃっている提案は、相互関税の一時停止期間を延長するのに十分でしょうか？ それとも、大統領は90日を超えて何らかの追加延長を申し出るためには、これらの協定が締結され、署名される必要があるのでしょうか？
▶報道官
7月に期限が来たら私に聞いてください。この部屋にいる皆さんからの質問に答えるつもりです。まだ時間はたくさん残っており、大統領の貿易チームはトランプ政権のスピードで再び作業を進め、これらの協定が締結されるよう可能な限り迅速に取り組んでいます。
▶記者
中国との協議は既に行われているのでしょうか？

▶報道官
実は、その件についてお伝えしたいことがあります。 ここに来る前に大統領にこの件について尋ねたところ、大統領は皆さんにお伝えしたいとのことでした。 中国との潜在的な貿易協定に関しては、我々は非常に順調に進んでいるということです。 先ほど申し上げたように、現在までに18件の提案があり、世界中で100カ国以上がアメリカ合衆国との協定締結を望んでいます。 そして大統領と政権は、中国との協定締結に向けた準備を進めています。 関係者全員が貿易協定の成立を望んでおり、状況は良い方向に進んでいると感じています。
大統領と習近平国家主席の直接会談については、読み上げるものはありませんが、引き続き最新情報をお伝えします。 報道によると、ベッセント長官は本日、投資家に対し、中国との貿易摩擦は間もなく緩和されるとの見通しを示したと報じられています。 長官の表現によれば、状況は持続不可能であるためとのことです。 大統領は、中国情勢の緩和に向けた措置を検討していますか？ もう一度申し上げますが、先ほど米国大統領から直接お聞きしました。 ほんの少し前のことですが、大統領の頭の中はまさにその状況です。
▶記者
質問が2つあります。
1つは移民問題、もう1つは中国の移民問題についてです。
我が国には、おおよそ何人の不法移民と外国人がいますか？ そして、政権は何人を国外追放する予定ですか？

▶報道官
具体的な数字は国土安全保障省に聞いてみないと分かりませんが、 間違いなく数千万人規模だと思います。
おそらく2000万人以上で、彼らは前政権によって不法入国を許された人たちです。 大統領とそのチームは、可能な限り多くの人々を国外追放することに注力しており、可能な限り迅速に動いています。 大統領チームは、より多くのことを行うためには議会からの資金援助が必要だと明言しています。 より多くのICE（移民税関捜査局）職員を現場で動員し、この非常に重要な任務を遂行させる必要があります。 そして、反逆的な地方裁判所判事には、司法活動家として行動するのをやめ、政権による不法犯罪者の国外追放を阻止するよう求めなければなりません。アメリカ国民は大統領にこの行動を取らせるために選出しました。そして大統領はその約束を果たしています。

▶記者
現在、25万人以上の中国人が学生ビザで我が国にいます。 政権は、我が国に25万人以上の中国人が滞在していることについて、国家安全保障上の懸念があるとお考えですか？


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