… … …(記事全文2,526文字)
日本もトランプと共に相互主義貿易を推進すべき
トランプは感情論的に各国に関税を課している訳ではない。
アメリカの最大の武器は何かを十分、理解した上で実行している。
アメリカの最大の武器とはなにか?
それは消費力である。
アメリカは世界最大のGDPと、先進国で最多の人口を持つ大消費国家である。だから世界中の企業はアメリカでの販売を最重要課題としている。
アメリカで売れる事こそが企業にとって最大の成功であるからだ。
だからこそ世界中の企業も国も、アメリカで販売できない、もしくはアメリカでの販売に不利になる事は避ける。
表向きはアメリカと対抗する雰囲気を出す国もあるが、裏では関税回避を模索するはずだ。
また、トランプはアメリカの製造業を守ろうとしていない点にも気づくべきだ。守るフリしているけど、実際には守ってない。
なぜなら、外国の自動車メーカーはアメリカで生産すれば関税かけないと言ってるわけで、これはアメリカの雇用は守っているが、自動車メーカーを決して守っているわけではない。
もちろんアメ車購入は経費として落とす事は認めるというアメ車優遇策も行おうとしているが、一番守ろうとしているのはアメリカの雇用であってアメリカの自動車メーカーではない。
トランプの主張を言葉を変えて言うと『アメリカの雇用を守ってくれるのであれば、いくらでもアメリカで売っていいよ』と言っているのと、ほぼ同じなのだ。
これに反対する企業はいない。
ここまでできるのは世界最大の消費地であるアメリカだからこそできる芸当である。他の国はマネする事はできない。
しかし…
ここより先は会員登録が必要です。月・水・金に配信中です。(現在、平日毎日更新中)
そのため、1記事20円程度になります。
なお、今後、値上げの可能性がありますが、値上げした場合も、ご登録者は、登録時の価格が維持されますのでご安心ください。
ご購読を、心よりお待ちしております。よろしくお願いいたします。m(__)m