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日本でヘグセス長官は何を語ったか?~中国を名指しするヘグセスと、中国を名指ししない中谷~
3月30日、ヘグセス米国国防総省長官が来日し、中谷防衛大臣と会談及び声明を発表した。ヘグセス長官の発言から、会談の内容と今後の日米同盟に関して検証したい。また、アメリカの考えを理解するにはヘグセス長官の発言こそ重要だ。
https://www.youtube.com/results?search_query=Hegseth+ishiba
▶ヘグセス長官
ここに来られて嬉しいです。
私の任期の初めに電話で話す機会がありました。
私たちは何度も会って、すぐに素晴らしい関係を築きました。
まるで長い間行方不明だった2人の歩兵のように。
驚くことではありません。
私たちは同じ言語を話します。
私たちは同じ言語を話しませんが、(軍人として)同じ言語を話します。
そして、脅威がどのようなものか、友情が何を意味するのか、兄弟愛が何を意味するのか、肩を並べて立つことが何を意味するのかを私たちは理解しています。東京で私たちを迎え入れてくださり、改めて感謝します。
ありがとうございます。
昨日の日米慰霊式典に皆様とご一緒できたことは光栄でした。
申し上げたとおり、本日の会談により、日米同盟の並外れた強さが再確認されました。本日の議論を経て、私たちの同盟がインド太平洋地域の平和と安全の礎であることが私には明らかになりました。
ご存知のとおり、トランプ大統領は、アメリカは力によって平和を回復すると述べています。トランプ大統領はまた、アメリカを第一に考えると明言しており、私たちも繰り返しますが、アメリカ第一とはアメリカ単独を意味するものではありません。
アメリカの兵士たちは、日本の自衛隊の兵士たちと毎日肩を並べて戦っています。私たちの部隊は、抑止力を維持するために、あらゆる分野で一緒に活動し、訓練しています。
アメリカと日本は、中国共産党の攻撃的かつ威圧的な行動に対して、しっかりと団結しています。アメリカは、台湾海峡を含むインド太平洋地域において、強力で即応性のある、信頼できる抑止力を維持することに尽力しています。
日本は西太平洋でいかなる不測の事態に直面しても最前線に立ち、互いに支え合いながら共に戦います。だからこそ、本日、中谷大臣と私は、日本周辺の厳しさと切迫した安全保障環境について話し合いました。そして、それに対して私たちが何をするかを議論しました。
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