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最新キャロライン報道官会見～Press Secretary Karoline Leavitt Briefs Members of the Media～
日本のメディアでは相変わらずデマが渦巻いている。
この週１のキャロライン報道官会見さえ見れば、アメリカで起きている事、そしてトランプ政権の正式な見解が分かるはずだ。
これは、一切のバイアスがかかっていないトップランクの一時情報だ。
トランプ政権がカナダに関税を課したのも、薬物や不法移民がカナダから流入してくるからであり、そして、カナダ自身がアメリカに対し不合理な関税を課してきたからだ。
この報道でキャロライン報道官は、下記のように各国がアメリカに対し課す関税を指摘している。
『カナダを見てみると、アメリカのチーズとバターには約300％の関税がかかっています。インドを見てください。アメリカのアルコールには150％の関税がかかっています。ケンタッキーのバーボンが輸出されるのをインドは手助けしているとは思えません。インドは農産物には100%の関税をかけています。日本が米に700%の関税をかけているのを見てください。』
日本を指摘していたのは残念だ。
日本は、これまでの日米間交渉の結果、年間およそ77万トンを「ミニマムアクセス米」として政府が関税をかけずに義務的に輸入している。
これ以外の米の輸入に対してだけ700％の関税がかかっているのだが、そのことをアメリカ側は認識しているのだろうか？
絶対に認識している。
彼女の発言は、ネタとして使っただけだろうが、「ミニマムアクセス米」の輸入量増加交渉に利用しようとしている可能性は多分にある。
日米間で日本側の貿易黒字は続いており、今後も貿易摩擦交渉は続く。
企業同士の競争は自由競争にさらすべきだが、国家間の経済競争は、可能な限り自由にすべきだが、完全自由化するのは不可能である。
国家の存続を左右するからだ。
日米間で貿易摩擦を都度、調整してきたように、絶え間なく調整していくしかない。
冷戦下でアメリカは、共産主義陣営にならないように、各国を経済的に支えてきた。アメリカ製品は輸入しない国であっても、その国からの米国への輸出は認めて来た。それは全て自由主義陣営・資本主義陣営を守るためだった。
しかし、カナダは冷戦後も、その構造に甘えて来た。
日本も戦後は、輸入には関税を課す一方で、輸出に力を入れて復興してきた。しかし、アメリカ経済への影響が大きすぎ、輸入に関税を課す事が難しくなり、ついには輸出を制限する事や、米のように米国からの輸入を増やす事で日米間の貿易摩擦を調整してきた。
アメリカは日米間で行ってきた事を、世界中に適用させたいと考えている。
カナダもヨーロッパも、強がっていないで、日本がアメリカと行ってきた貿易交渉を参考に対応すべきだ。
しかし、カナダの場合、長年アメリカに甘えてきた国なので、アメリカの貿易交渉を行うと、かなり分が悪く、国家として存続できなくなる。
だからトランプは言っている。51番目の州になれと。さて、下記が今回のキャロライン・リビット報道官の会見の全訳である。
重要部分は黒字で記したため、そこだけ読むのもありだろう。
そして最後に私見を記した。https://www.youtube.com/watch?v=5_6R9nmcvMM
Press Secretary Karoline Leavitt Briefs Members of the Media
▶報道官
調子はどうですか？
今日はたくさんのニュースがあるので、皆さんの質問にお答えします。
お会いできて嬉しいです。
また、皆さんに最新情報もお伝えします。
本日後半、トランプ大統領はビジネス・ラウンドテーブルの四半期会議で演説し、成長促進の経済政策を宣伝し、100 人以上の米国を代表するCEO の前で質問に答えます。 実際、このイベントの出席者数は過去最大です。
ビジネス リーダーたちはトランプ大統領のワシントン復帰を非常に待ち望んでおり、勇気づけられているからです。これは、トランプ大統領が昨日ホワイトハウスでテクノロジーCEO協議会と円卓会議を行い、テクノロジー業界の主要リーダーと会談したことに続くものです。
そして昨夜、トランプ大統領は大統領執務室で、第28代米国シークレットサービスの長官であるショーン・カラン氏の正式な就任式も執り行いました。ショーンは今年7月、ペンシルベニア州バトラーで暗殺者がトランプ大統領を殺そうとした際、銃撃戦の中で信じられないほどの勇敢さを発揮しました。
昨年の選挙戦を通じてショーンを個人的に知るようになった者として、この重要な役割に彼ほど適任な人はいないと断言できます。昨夜の労働長官ロリ・チャベス・デ・ラマーの承認に続き、上院はトランプ大統領の閣僚級の候補者21人を承認しました。これは前政権をはるかに上回る数字です。
そして明日は、大統領が毎年恒例のホワイトハウスのシャムロックセレモニーにアイルランドのミハル・マーティン首相を迎える予定です。
そして木曜日には、トランプ大統領がNATO事務総長を招いて実務会議と昼食会を行う予定です。
経済面では、2月の雇用報告はアメリカ、特に製造業にとって良いニュースでした。製造業はトランプ大統領の下、わずか1か月で1万人の新規雇用を獲得しました。この回復は自動車部門が牽引し、すでに9,000人の新規雇用が創出されています。
これは過去 15 か月間で自動車関連雇用が最も多く増加したことになります。 これはバイデン政権からの完全な転換でした。バイデン政権では昨年、製造業で毎月平均 9,000 件の雇用が失われていました。
ロイター通信は、トランプ大統領の政策により、多くの企業が現在、プレゼンスの拡大や米国への事業の移転を検討しているとの報道を発表しました。また、ここに来る少し前に、ロイター通信の別の報道では、メルク社がノースカロライナ州に10億ドル規模の施設を開設したことが明らかになった。この発表は、イーライ・リリーが少なくとも270億ドルを投資し、
4つの新しい製造工場を米国内に建設する計画に続くもので、ファイザーもまた、海外の製造拠点をここ米国に移すことを検討していると述べている。大統領が何度も何度も言っているように、米国製の製品を購入すれば、利益は米国に留まり、収益は米国に留まり、そして最も重要なことは、雇用は米国に留まるということだ。
そして、グローバリストの主流メディアが消費者を心配させようとしているにもかかわらず、アメリカ国民との約束を破り、アメリカ人労働者の背中
にナイフを突き刺し、雇用を海外に移転させながら微笑んだ過去のアメリカ大統領の流れを、トランプ大統領が繰り返すことはないだろう。
この30年間だけでも、壊滅的なグローバリゼーションによって、わが国は500万人以上の雇用と9万以上の工場を失った。
ノースカロライナ州では、NAFTA後の数年間で、家具製造業の60％を含む300の製造業雇用が失われた。ミシガン州では、グローバリズムの政策により、自動車産業の40％を含む250の雇用が破壊された。トランプ大統領の行動により、すでに回復しつつある。これらは完全に破壊された無数の町と家族を表す悲惨な統計である。
しかし、アメリカ最後のグローバリストの時代は、トランプ大統領の下で終わりを告げようとしている。
彼はもはや、わが国と労働者、勤勉なアメリカ人家族から金をむしり取ることを許さないだろう。もうひとつ、大統領にとって非常に重要な問題である国境の安全確保に引き続き尽力している。
昨日、CBPは新機能「出国の意思」を備えた強化されたホーム・モバイル・アプリを発表した。これは不法滞在の外国人や仮出国許可を取り消された外国人に対し、出国の意思を米国政府に通知するための秩序ある明確なプロセスを提供するものである。CBP Homeアプリは、国境警備という我々の使命を強化するものである。不法滞在の外国人に対し、後でもっと厳しい結果に直面する前に、今すぐ出国する簡単な方法を提供する。
ブルームバーグの新しいレポートによると、ジャングルを抜けて中米に渡り、わが国に入国しようとする外国人の数は、先月なんと99％減少した。
そしてこれは、違法な国境通過が先月も激減したという驚くべきニュースに続くものだ。バイデン政権下の昨年2月に比べ、南部国境では94％も減少している。
トランプ大統領が議会での歴史的演説で明らかにしたように、我々はこの仕事を終わらせ、アメリカ史上最大の強制送還キャンペーンを継続しなければならない。だからこそ大統領は、ジョンソン議長が交渉した議会継続決議を全面的に支持する。
大統領は、共和党議員全員に対し、この継続決議案に賛成票を投じるよう促している。この継続決議案は、現行レベルの予算を凍結し、民主党が待望していた政府閉鎖を阻止するものである。この継続決議に反対票を投じることは、アメリカ国民を傷つけ、トランプ大統領が過去51日間で築き上げた素晴らしい勢いを殺すことになる。
そして最後に、質問を受ける前に、今日の会場にいるワシントン・ポスト紙を称賛したいと思います。
Axios の新しいレポートによると、ワシントン・ポストは編集部の構造を全面的に見直しているようです。ワシントン・ポストを含む主流メディアは、この大統領を支持する国民の半数以上を軽蔑しても新聞の売り上げにはつながらないことをようやく理解し始めたようです。これはあまり良いビジネス モデルではありません。 だからこそ、新しいメディアの席に人材を配置しているのです。
そして今日は、YouTube で 2021 年 6 月の開始以来、YouTube で 10 億回近くの視聴回数、数億回のポッドキャスト ダウンロードを記録している人気の政治 YouTube ニュースおよびポッドキャスト番組 Breaking Points の司会者、サーガー アネッティ氏をお迎えしています。 彼はホワイト ハウス記者協会の元会員でもあり、現在は活況を呈している独立系メディアの一員です。 本日は、ご来場いただき大変嬉しく思います。
まずは、ブリーフィングを始めましょうか。▶記者
ありがとうございます。キャロライン、お招きいただき本当に感謝しています。 よろしければ、いくつか質問させてください。
まず、株式市場についてです。 現在、ドットコムバブル崩壊から25周年を迎えます。 現在、多くのアメリカ人が経済状況について大きな懸念を抱いています。トランプ大統領は景気後退の可能性を否定していません。
しかし、ラトニック長官は景気後退はないと述べています。
ホワイトハウスは今日、アメリカ人に景気後退はないと伝え、保証することはできますか?▶報道官
そうですね、そこには解明すべきことがたくさんあります。
まず、株式市場に関して言えば、 今日見る数字、昨日見る数字、 明日見る数字は、ある瞬間のスナップショットです。そしてトランプ大統領が言ったように、そして私もこのホワイトハウスの大統領の発言に同調するためにここにいますが、私たちは経済の移行期にあります。前政権のジョー・バイデン政権下で作り出された混乱からの移行期にあります。 ジョー・バイデンは経済破綻でこの国を去りました。
いくつかの統計によると、ジョー・バイデン政権下ではクレジットカードローンの延滞率が63％上昇し、12年ぶりの高水準に達した。バイデン政権下で、雇用の純増はすべて外国生まれのアメリカ人にもたらされた。
バイデン政権下では、実質賃金は1.5％減少した。
そして、私たち全員が知っているように、そしてこの政権が戦い続けているように、バイデン政権下では、彼の無謀な支出と経済政策により、物価は20％以上も高騰した。つまり、私たちは、『自分が何をしているのか全く分かっておらず、生涯で一度も民間部門の職に就いたことのない大統領』の下でのあの経済的悪夢から、ビジネスマンであり、交渉の最高責任者であるドナルド・J・トランプ大統領の下での米国製造業の黄金時代への移行期にある。トランプ大統領は、私たちが知っている有効な方式を実行するだろうし、実行している。
トランプ大統領の最初の任期の成果を見てください。
確実性を求める人は、この大統領の実績を見るべきです。
それが、アメリカ国民が彼をこの職に復帰させた理由です。そして、トランプ大統領と彼のチームがわずか51日間で、既に成し遂げたすべてのこと、つまり、経済成長を解き放つトランプの経済政策、トランプ減税を議会が可決するために必要な、規制緩和に向けた大規模な取り組みを見てください。
そして、エアフォースワンでの彼の発言を見れば、大統領は、これについても直接言及しています。そして、彼は、アメリカ国民のポケットにたくさんのお金が入り、どう使って良いのかさえ分からなくなることを望んでいると言った。
それがこの政権の意図であり、私たちはその目標に向けて毎日懸命に取り組んでいます。▶記者
継続審議に関する2番目の質問です。トランプ大統領は同じ共和党所属のトーマス・マシー下院議員（ケンタッキー州北部選出）を痛烈に批判し、彼を追い出すために「先頭に立って戦う」と約束しました。
マッシー下院議員はDOGEの支持者であり、「アメリカを再び健康に」の支持者でもあります。
議場で長年抱いてきた原則を主張し、継続決議案や歳出に反対票を投じている議員に対して、ホワイトハウスはどのようなメッセージを送っているのでしょうか？▶報道官
大統領は、保守派と共和党員、そして率直に言って議会の全議員が、政府の資金を維持するためにこの継続決議を支持することが極めて重要であると考えていることを非常に明確にしたと思います。大統領は、過去 51 日間で築き上げてきた勢いを継続したいと考えています。政府の資金を維持するために、私たちはこれらの強制送還を進めなければなりません。
そして彼は、誰もがこの法案に賛同する必要があると考えています。彼はこのプロセスに積極的に取り組んでおり、これをゴールラインまで進めるよう呼びかけています。そして私たちは、共和党員と民主党員全員に、政府閉鎖を防ぐためにアメリカ国民にとって正しいことをするよう求めています。▶記者
マフムード・ハリルに関する最後の質問です。政権は、グリーンカード保持者が国外追放の資格を得るには犯罪で起訴される必要があると考えていますか？実は、ルビオ長官はマフムード・ハリルのビザを取り消す権利を留保しています。▶報道官
このことを取り上げていただいて嬉しいです。 移民国籍法に基づき、国務長官は、アメリカ合衆国の外交政策や国家安全保障上の利益に奉仕したり、それに敵対する個人のグリーンカードやビザを取り消す権利を有します。
マフムード・ハリルは、我が国の最も優れた大学の一つで学ぶためにこの国に来るという特権を与えられた人物でした。そして、彼はその特権の機会を利用して、罪のない男性、女性、子供を殺害したハマスのテロリストの側に立ったのです。この人物は集団抗議活動を組織し、大学の授業を妨害し、ユダヤ系アメリカ人の学生に嫌がらせをして、自分の大学のキャンパスで危険を感じさせただけでなく、ハマスのロゴが入ったプロパガンダのチラシを配布しました。これが、この人物が行った行動と活動です。
そして、私の机の上には、そのチラシがあります。
国土安全保障省から提供されたものです。このブリーフィングルームに持ち込んで皆さんに配ろうかとも思いましたが、ハマス支持のプロパガンダを持ち込むのは、この部屋の威厳に値しないと思いました。しかし、この人物はコロンビア大学のキャンパスでそれを配布したのです。この政権は、我が国で学ぶ特権を持ちながら、アメリカ人を殺害したテロ組織を支持するような人物を容認しません。
テロリストを支持することに対しては、一切容認しません。▶記者
キャロライン。ダウ平均株価が下がっているのは過渡期だと言っていましたね。ホワイトハウスでデル株を空売りした人はいないですよね？▶報道官
いいえ、いないと思います。▶記者
わかりました。でも、連邦政府職員が退職金口座を見て、しかし、連邦職員が退職金口座を見て、毎日損失が出ていると知ったら、退職を勧めるのが難しくなるのではないかという懸念はありませんか？▶報道官
労働者について触れてくれてよかったです。
労働者はまさにトランプ大統領がアメリカ第一の貿易政策とアメリカ第一の経済政策で気にかけている人たちです。経済の現状とアメリカ国民について楽観的になる良い兆候です。投資家、CEO、中小企業のオーナー。でも最も重要なのは、労働者はトランプ大統領に賭けるべきです。彼の関税政策は、アメリカの労働者が最優先され、世界中の外国にだまされない公正な貿易慣行を思い描いているからです。トランプ大統領は今日テスラを買うと言っています。▶記者
彼はそれを買ったのですか？ そして最後に車を運転したのはいつですか？▶報道官
それは非常に良い質問です。 大統領が運転できないことを寂しく思っているという発言を聞いたことがあります。
今ホワイトハウスの敷地に向かっているテスラ車を見ることになりそうです。そして、私は確認することができます。
おそらく今日の報道陣は、この非常にエキサイティングな瞬間を、今日の午後遅くに目撃できるかもしれません。
テスラは今こちらに向かっているところです。
大統領が試乗して気に入るかどうか、見てみましょう。▶記者
彼らは彼にテスラを持ってきて、見てもらうつもりで、もし気に入ったら買うつもりですか？▶報道官
いいえ、彼は絶対に買うつもりですが、午後遅くにここに届いたら見てみるつもりです。▶記者
完全小売価格ですか？▶報道官
はい、完全市場価格です。▶記者
カナダについて話してもいいですか？ トランプ大統領とマーク・カーニー氏の会話の状況はどうですか？ 大統領がジャスティン・トルドー氏を指すのに知事という言葉を使ったのを見ました。今後、その呼び名はカーニー氏にも使われるのでしょうか？ 関税引き上げの決定は、彼が検討した特定の経済指標に基づくものですか？ 衝動的なものですか？ カナダに対する彼の反応をどう説明しますか？▶報道官
大統領はまだカーニー氏と話していません。 私が確認したのがほんの数分前です。しかし、もちろん、彼の電話は、彼と話したい指導者には常に開かれています。関税に関しては、大統領は声明でこれに対する立場を非常に明確にしてきています。そしてそれは、カナダのオンタリオ州で見られたレトリックの激化に対する報復的な声明でした。大統領は、ダグ・フォード州首相が、アメリカ国民、勤勉なアメリカの家庭への電力供給を停止すると脅す、ひどく侮辱的な発言をしたのを目撃しました。彼は脅しをしました。
大統領はそれを見て、アメリカ国民の利益を代表する義務と責任がありますので、彼は25％の関税を追加することを決定しました。それで鉄鋼とアルミニウムの関税は明日50％の税率で発効します。そして私たちの鉄鋼とアルミニウムの業界は実際にこれらの関税を歓迎しています。なぜなら彼らは繰り返しますが、それがこの国の産業を成長させることを知っているからです。彼らはここアメリカでアメリカ人労働者によって作られた鉄鋼をより多く輸出できるようになります。▶記者
あなたの言葉はひどく侮辱的ですが、それは多くのカナダの指導者がトランプ大統領がカナダに対して取った行動について言っていることです。そしてカーニー氏と話すタイムラインはどれくらいだと思いますか？通常、現職の大統領は新しい指導者が就任するとすぐに親しい同盟国と話をします。▶報道官
大統領は、カナダが何十年もの間…
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