… … …(記事全文2,739文字)落日の習近平 習の周りで何かが起きている
中国の習近平は、毛沢東越えを目指していた。
それは彼の性格もあるが、それしか他に術がなかったからだ。
不動産は崩壊し、株式市場は低迷、地方債務問題など完全に経済の失敗が明らかになり、習近平の責任は、免れる状況ではない。
これを打破するには自分が独裁者になって反対派を徹底的に押さえつける以外に術がない。だから、まず習は2022年に中国憲法を改正して任期制限を撤廃し、3期目の任期を確保した。習氏は、権力を強化し、中国共産党の最高幹部における集団指導体制を放棄し、自身の地位を毛沢東に似たものにした。
さらに、2022年の中国の第20回全国代表大会の閉会式で、習が3期目の任期を確保した際、前任者の胡錦涛を会議から皆が見ている前で排除した。
胡は習のすぐ左隣に座っており、立ち去るのを嫌がったが、スタッフが胡を持ち上げて外に連れ出したのだった。退席する際に、胡錦濤は自分の後継者である李克強の肩に手を置いた。
何を言ったかは分からないが、『俺を助けろよ。』のような事を言ったのだろう。
しかし、その李克強は、その1年後に心臓発作で死亡した。
李克強が単なる心臓発作であったはずもない。
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高安カミユ(保守系コラムニスト)