… … …(記事全文3,176文字)アメリカ新世紀プロジェクト(Project for the New American Century)とは、ワシントンD.C.を拠点とする米国の外交政策に焦点を当てた新保守主義のシンクタンクだ。つまり、いわゆるネオコンのシンクタンクだ。1997年に非営利団体として設立された。
略して、PNACとも呼ばれる。
この団体は2006年に活動を停止し、2009年に別の新しいシンクタンクに取って代わられたが、その新しい団体も2017年に解散している。
しかし、この団体の提示した外交戦略は、今もアメリカで生きている。
民主党の菅直人が2010年から2011年まで総理大臣を務めた際に推進したソラーパネルが、自民党政権にかわった今も推進されているように、一度、決まった国の方針は中々、覆せない。大国であればあるほど、色々なシガラミや既得権益が発生してしまうからだ。アメリカのような超大国で決まった方針も、そう簡単には変わらない。ネオコンは力を失いつつあるが、それでも、2017年まで存在したシンクタンクの影響は今も残っていても不思議ではないだろう。このアメリカ新世紀プロジェクトを知らずして、アメリカの外交方針は語れないのだ。今回は、このアメリカ新世紀プロジェクトが示した外交方針に関して説明したい。
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高安カミユ(保守系コラムニスト)